2012年1月15日日曜日

デートDV防止プログラムと人権教育

人との付き合い方が変わってきている。
ネットの普及で、携帯やパソコンなどのメールが、コミュニケーションの一つとなっている。
若者のカップルが、束縛に使うのが携帯。
24時間縛ることができてしまう。

ネットや、携帯に振り回されず、自分がしっかりと主体的に生きていきたい。

束縛は愛ではない。

子どもの権利条約が施行されて10年以上もたつというのに、それを具体的に教えてもらっていない。

同じように、DV防止法ができてからも10年以上たつのに、予防教育がされていない。

社会にあふれるポルノや漫画、雑誌の中、バラエティー番組さえ人権侵害があってもわからない。暴力に慣れっこになり、どれが人権侵害か、自分が侵害されていることすらわからない。

中高生のうちに、きちんと人権教育(自分のかけがえのなさに気づく、肯定感が持てる)、暴力の予防教育(もし、暴力を受けそうになったらできることの選択肢を学ぶ)がされる必要があると思う。

人として生きる人権と、義務を伴う権利が、ごっちゃになって、わからない人がいる。
混沌とした時代だからこそ、男女共同参画という時代だからこそ、人としての基本的な生き方の教育が、大事だろうと思う。

これまでの、決まりきった女性だから男性だからの生き方ではない、一人一人が自分で選んでいい時代だからこそ、しっかりと主体的に生きていかなければならない。

そのために、

人権教育と人との対等尊重な関係を築く教育を、中高生が、考え学ぶ機会が必要なのだ。

問題が大きくなってしまってからでは遅いのだ。
予防教育とは、まだそれほど大きな問題になっていない山形だからこそ、長い目で続けることで、効果が得られるものだから。
5年後、10年後。

予防教育と並行して、今被害にあっている(虐待や性被害)子どもや若者を救うことも、いそがれる。
暴力の傷やトラウマは、まさに5年後10年、いや20年たっても何年たっても、癒されなければ次の世代に連鎖していくものだからだ。
心の傷のケアについても、多くの人が学びたい。

心療内科がはやる社会になった。
しかし、薬を出すだけでは、解決にならないし、
薬のせいで、むしろ健康を害する例もあるという。

心の問題は、多くの時間と、多くの支える存在が必要になる。

若者に「尊重、対等な関係」を学ぶチャンスをやってほしい。

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