2012年10月30日火曜日

弱者をきづかえる力

みんな何かに追われているようで、焦っているようで、ゆとりがなくなっている。そんな人たちは、暴力的。自分にも他人にも。結局不幸。

以下は伊田ひろゆきさんのブログから抜粋。私も本当にそう思う。

街中で、お年寄りとかを邪険に扱う人がいる。くそババア、邪魔だ!というような気分の人がいる。たらたら歩くなよ、という感じ。肩がぶつかれば、チッと舌打ちするような気持ち。
オヨヨと途方に暮れていたり、よぼよぼと歩いていたりするひとを邪魔だと思う気持ち。

2012年10月27日土曜日

原発は必要か?

国の方向性も、政治家の、政党の考えもばらばらだ。
しかし、あの福島の事故の後すぐは、ほとんどが、原発は人の手に負えない。もうやめようと思ったはずだ。
そして今も半分以上が原発をやめる方向に持っていくべきと世論調査をすれば結果が出る。
政治家は、解散となると選挙に勝つために、初めは「脱原発」を言っていてもいつの間にか、「安全なら稼働」「外国にも輸出」などだんだんいうことが変わってきている。

しかし、大きな方向性は変えるべきでない。
福島でいまだ苦しんでいる人がいるというのに。
そういうあなたが原発の近くに住んでから発言してよ。

順調に運転できたとしても、被ばくは必ずあることを知っていますか?
ウランなどを採掘する現場で・・・・。
建設現場で・・・・。
運転現場で管理検査するときも・・・・。

順調に利用した後の廃棄物は・・・・。処理がきちんとされないまま、貯蔵しかなく・・・・・。再処理工場はちゃんと動かないし、なんて無責任!
すぐ近くで働く作業員は、常に被ばくしながら行っている。

いったん事故があれば、日本中、いや世界中に放射能がまき散らされる可能性のあるものを。それは核爆弾と根っこは同じ。
こんなにリスクがあるものを・・・・。多くのリスクは下請けの作業員近くの住民といった弱い立場の人にしわ寄せ。将来の廃棄物の処理も未来の子孫に何とかしてよねって。そりゃあないよね。

人の素晴らしい科学の力を平和のために使おうよ。
原発に莫大なお金をかけてきたように、自然エネルギーにお金をかけたら、被ばくの心配のない社会になる、地球にも優しく、そしてゆくゆくは核爆弾を持つ愚かさにも気が付いていける人類になりますように。

多くの争いや戦争はさらなる暴力しか生まないことに気づきますように・・・・。

2012年10月26日金曜日

心がほっこりハーブティ

チェリアフェスティバルの午後は、ほっこりタイム。
香り豊かなハーブティをふるまいました。
香りだけでなく、「まろやかでおいしい~」と準備したティーは2時間半ほどで売り切れました。

商品の包装には「あなたは大切な人」のシールが・・・。
それを見て、また癒され・・・・。

そして、「ふうせんかずらの種」もおまけについていましたよ。

来年もまた心をほっこりしてもらうために頒布しますよ。

公開講座 若い世代に伝えよう―愛と束縛は違うことー

10月21日チェリアフェスティバルの公開講座で、参加者と一緒に考えた。
知っていれば防げることはたくさんあるという思いで、DVの構造や特徴、加害者について考えた。
NHKクローズアップ現代で取り上げられた番組を見た。
勝手にルールを決められたり、たたかれたりしても、相手は自分のためを思ってそうしてくれていると思ったという被害者。
相手を怒らせる自分が悪いと思っていたという被害者。

彼氏から「自分以外の男のメルアドを消せ」と言われて恋人同士になればそういうものなのかなと思ってしたがったとか。
好きな相手にこうしてほしいと言われたらそうしたいと思うだろう。
はじめは優しく、お前のことが好きだからと言われればそうなのかなと思うのだろう。

2012年10月18日木曜日

米兵2人が起こした強姦事件

女性に対するひどい人権侵害。
魂の殺人ともいえる強姦。なんてひどい!
沖縄をはじめ、国内から非難の声がたくさん出る。
加害者が米兵となると、過去の事件も引き合いに出され、日本中が騒ぐ。

それはそう。ひどいことだ!

しかし、日本人が日本人を強姦する事件も後を絶たないのだ。

2012年10月17日水曜日

桃から生まれた桃子ちゃん!

11月4日は山形市男女共同参画センター「ファーラ」で、DV防止週間の一環で、朗読劇を行います。午前10時から。

まずは、私たちの体にしみこんだジェンダーについて、改めて考えてみようとということで、とても面白い朗読劇です。

桃から生まれたのは女の子?
ばあさんが山にしば刈りに?え~!
面白い展開が待っています。

2012年10月16日火曜日

DVの今。対策は?YBC夕方のニュースから

15日のニュースで、天童市で起きた交際相手を羽交い絞めにして殺してしまった事件について放送された。
これがデートDVである。
エンパワメント山形の私の高校でのプログラムの様子も放映された。
何より、まだ若い高校生に予防教育をすることが大切だ。
こういった被害者加害者にしないために、若い世代に正しい知識を持って予防につなげたいという思いから活動をしている。

2012年10月13日土曜日

子どもや若者へのまなざし

山大生の事件でも書いたが、私たちが子どもや若者にどのようなまなざしを向けているか?
が、これから生きる若い世代が、能力を発揮できるかしぼんでしまうかにかかっているのでは?

子どもは、大人がコントロールできないものだ。
赤ん坊に泣き止んでほしくてもそう うまくはいかない。それは当たり前のこと。
そういう子どもとうまく折り合いをつけ、流すところは流し、譲れないところは少しづつ諭していく。
そうやって子育てをするなんてなんと1番むずかしいことではないだろうか?
とにかく、日々一緒に暮らしていかなければならないのだから・・・。
そこで、遅いなあいうこと聞かないなあ、思うようにならないなあといらだつ「まなざし」はマイナスでしかないことを大人は知っておくべきだろう。

2012年10月10日水曜日

救急車要請に応じず山大生が死亡してしまった事件

裁判が始まっている。
消防署とのやり取りの音声がニュースで流れる。
弱々しいたどたどしい声だ。
よっぽど、しんどいから119番したのだろう。

一人暮らしで、そばに誰もいないから、タクシーじゃなく救急車に来てもらいたかったのだろう。
朦朧としているようにも感じる声の主に、「動けるならタクシーで」なんと非常な・・・・。
そういわれてそれでも「いや、動けたとしてもとてもしんどいので、お願いします。来てください」とはなかなか言えない。
少し、ズーズーしくなったおじさんおばさんなら言えるかもしれないが。
力なく、「吐いちゃって・・・・」とも言っているのに。

とても残念だ。
結果的に一人の若者が命を落とした。


この問題の視点を私は、「偏見」「思い込み」を見直すところに置きたい。

あくまでも推測だが、
受けた職員の中に、いや多くの大人の中にある意識。
「若く19歳だって、しかも男だろ。大丈夫でしょう。自分でタクシー呼んでいきな。」という気持ちがどこかになかったか?

もし、これが56歳女性だったらどうであろうか?権力ある立場の人からならどうだったか?
どこかの社長の60代の男性なら・・・・?
30代の女性ならどう対応したのか?

いろいろ考えてみる必要があるだろう。

若い、男性、学生?未成年?ということで、出動しなかったということはないのか?
一人暮らし?その辺も聞いてほしい。そばに誰かついているのかいないのか?いないから電話を自らしたんだし・・・・。
相手に寄り添う気持ちが、子どもに、若者に、弱者に・・・・私たちに求められることではないのか?

2012年10月3日水曜日

公開講座のお知らせ

10月21日日曜日、山形県男女共同参画センターチェリアでフェスティバルが行われます。
その中で、午前10時10分から11時50分まで、2階第3研修室にて、公開講座を行います。

「若い世代に伝えたい―愛と束縛は違うことー」と題して、周りの私たちが知っていれば、暴力の被害者加害者になることを防げることがたくさんあること・・・・・一緒に考えていきます。

恋愛にあこがれる中高生や、彼氏彼女になればSEXが当たり前という考えのご時世に、
ちゃんと自分も相手も大切にできる付き合いを伝えたい!

健全な素敵な関係かどうかチェックしてみよう!
実は周りにあふれている?DV加害者の考え方。
竜巻会話にスクランブルエッグ?
加害者の6つのタイプ・・・など

被害者、加害者の実態にも迫りたいと思います。

具体的事例をしめしながら、「なぜ。。?」「どうして・・?」

デートDVに関することを知って、早めに気づける視点を持ちましょう。

皆さんの参加をお待ちしています。

当日早めに会場にお越しください。



2012年10月2日火曜日

私さえ、がまんすれば…の危うさ

恋人や夫婦、親子の関係において、
盲目的な「私さえ我慢すれば・・・」は
あぶない。
一見「母の愛」だの「献身的な妻」などと、きれいな言葉にだまされれては
いけない。
好きになればつくしたい。
あなたのためにこうする。
真面目で心がきれいな人ほど、陥ってしまいかねない罠だ。
だから、被害者にも落ち度があるなんて絶対言えない。

人に翻弄される人生となる。
人を翻弄する人生となる。
どちらも幸せには、なれない。

自分自身を大切にできなくて人を大切にはできない。
つまり、自分の気持ちや意志に反して無理に相手に合わせたり、自分の尊厳や人権を侵害されていることに気づけなかったりする時は、自分を大切にできているかなと立ち止まるとき。