2012年10月13日土曜日

子どもや若者へのまなざし

山大生の事件でも書いたが、私たちが子どもや若者にどのようなまなざしを向けているか?
が、これから生きる若い世代が、能力を発揮できるかしぼんでしまうかにかかっているのでは?

子どもは、大人がコントロールできないものだ。
赤ん坊に泣き止んでほしくてもそう うまくはいかない。それは当たり前のこと。
そういう子どもとうまく折り合いをつけ、流すところは流し、譲れないところは少しづつ諭していく。
そうやって子育てをするなんてなんと1番むずかしいことではないだろうか?
とにかく、日々一緒に暮らしていかなければならないのだから・・・。
そこで、遅いなあいうこと聞かないなあ、思うようにならないなあといらだつ「まなざし」はマイナスでしかないことを大人は知っておくべきだろう。
 
何をするつもりだろう、何を考えているのだろう、何を感じているのだろう。と子どもが持つ、感受性の鋭さや物事を素直に見る視点や全身全霊で思いを発信するさまを 可能性を 

1歩下がってほう「なるほどと」・・感動を持ってみる「まなざし」は、子どもにとって最高の環境となるのではないだろうか?

私たち大人側にしても、ほどほどの諦めと包容力とおおらかさが鍛えられ、社会を構成する人として、他と共生することを学ぶ、あったかい雰囲気が醸し出されるという効果が得られるだろう。


子どもや若者をまだ未熟な存在、しつけたり教えなければといった視点でとらえるのではなく、大人が失ってしまった素直さや感受性を感じながら見守っていく「まなざし」を持ちたいと思うのである。

たびたび繰り替えられる子どもへの虐待、別れたくないからと殺してしまう男女の関係(DV)、隣人とのトラブルで、殺人にまで至ってしまうなど、人との関係に許容や余裕がなく、自己肯定感もない索漠とした社会が迫っているということか?

個々の人の存在の尊さや命の育み、人との関係を改めて考えるチャンス、教育がたくさんできることを願う。

あなたはとっても大事だ!だから自分を大切にしよう。本当に大切にするということはどういうことだろうか?

考えてみよう。自分の未来のために。
自分の心と体を大切にすることが他の心と体を大切にすることにつながることがわかってくる。

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