2012年12月29日土曜日

子どもオンブズパーソン…なんて素敵な取り組みだろう

子どもの権利を守るため、日本でも「こどもの権利条約」が1999年に批准された。
間もなく兵庫県、川西町で、「こどもの人権オンブズパーソン」が設置された。

子どもの訴えに寄り添って、解決へと導いていく、必要があれば、関係者から聞き取り調査をして、適切でないと判断すればやめるよう先生や学童クラブの指導員などを指導する。

また、子どもの指導者に「子どもの権利を侵害する指導を行わないよう、子どもにも存在する権利を知る研修を」求める通知を市長に出すなど、
子どもをチキンと人格ある存在として尊重している取り組みだ。

2012年12月26日水曜日

年明けて、1月16日に高校でデートDV防止プログラムを提供してきます。

若い人たちのデートをするような関係で、対等でなく、
一方が一方を支配するような関係をデートDVという。

結婚しているわけではなくとも、知らない間にDVの関係
になってしまうと、なかなか抜け出すことは容易ではない。

高校生に、早い段階で、その付き合いは、お互いを幸せにするものかな?
お互いが対等で、尊重しあえるものか?

ドラマなどで描かれる恋愛像に、ただ単純にあこがれやすい若い人たちに

現実の付き合いは、どういうことかを考える機会を与えたい。

人を好きになることは素晴らしい。

それが、ハッピーであるために、自分も相手も大切にできる付き合いを考えよう!

そして、彼女彼氏との関係にとどまらず、いろんな人との関係も考えるきっかけとなる学びである。

活動内容

心と体を大切にしながら、自分らしく生きることをめざして・・・・。

1、講座、ワークショップの開催、出前講座を行っています。

  *デートDV防止プログラム・・・人権意識をはぐくみ、男女の対等で尊重しあえる関係の学び

  *自分で自分の心と体を守れるプログラム・・・理不尽な事や暴力からどう自分を守っていくか

  *傷ついた心をケアするプログラム・・・記述式のワークシートを使って、自分を見つめながら
                                                回復へと導く
  *命、人権の学び・・・・自尊感情をはぐくみいじめ、パワハラセクハラなどをなくすために

2、個別に学びたい人のために・・・一人でもお友達や仲間数人とでも

  *学んでほっこりカフェ

2012年12月19日水曜日

いじめ問題の解決のために

メディアによるいじめ報道のスクープ。
あまり騒ぎ立てないで、思う。
もっと解決に向けたものや希望が
感じられる報道をと願う。

いじめはいけない!…それはそうだけど、
ただ、そういって、その現象
だけを取り締まるようなやり方は
だんだん見えないところに
陰湿なところに追い込んでいくだけ。

ますます、子ども達をいい子に追い詰めていくだけではないか?

なぜ、いじめたくなるのか?なぜ、大人に反発するのか?信用できないというのか?
悪いことだとわかっていながら、自分を卑劣なやつだと思いたくないけど、してしまうせざるを得ない気持ち、行動、そこには何があるのか?

2012年12月16日日曜日

女性を生かせる社会を!

国際通貨基金(IMF)の専務理事
クリスティーヌ・ラガルドがNHKのテレビに出て
「女性が日本を救う」Weman save Japan!と言った。

使われていない女性の能力を社会に向けることで
日本を活性化する。

女性たちよ。もっと自信を持て。
すでにたくさんの持っている知識を発揮していい。
それを生かそう!

知識を得て自信をつけよう!そういうチャンスをくださいといおう。
チャンスをゲットしよう!

エンパワメント山形の活動を通じて、感じていること。

なんと多くの女性たちが暴力のもとで力をそがれ、
耐え我慢を強いられる生活をしていることかが見えてくる。

優れた能力を持っているのに、それを発揮することを阻むものが多くありすぎる。
能力を生かせないまま、自信を失っていく女性たちが多いこと。

その女性たちが当然持っているはずの安心、自信、自由を取り戻せる社会でなければ、日本は女性の能力を無駄にしているだけなのだ。

暴力の被害で苦しんでいる人を救うところから暴力の連鎖を断ち切ることへの長い道のりが始まるというのに・・・・。


日本社会は、男女平等か?

否!まだまだ不平等。
世界経済フォーラムがまとめた男女格差報告によると日本のランキングは
101位。

特に政治の世界では最も低く、110位。
最も高いのが健康で、34位。日本は医療技術が優れているし、健康診断を受ける人も増えているし、この面ではうれしい。

最近の若者が男は仕事、女は家庭という役割分業に対してこれまでと違い、反対が減っているという。
内閣府今年の調査結果。20代では賛成が増え50パーセントという。

2012年12月11日火曜日

高校生にプログラム提供。加害者が100パーセント悪いこと。

パワーポイントとホワイトボードを使い、グループで話し合いをしてもらったり、感想や意見を聞きに生徒たちの間を歩いたりしながらのワークショップ。1時間半があっという間に終了。

プログラムの中で、「暴力を選んでふるった加害者が100パーセント悪い」という点について述べてみたい。

暴力行為はいけない。犯罪だ。ということは多くがわかっていること。

なのに、だれとだれの間の暴力か?によって、なぜ、その行為にたいして、仕方がないとか、被害者にも問題が…となってしまうのだろう。

いじめ問題、DVの被害者、知っている人からの性暴力、指導者と指導される側の体罰・・・

知っている者同士、身内、家族の間の暴力は、両方に非があるようにとらえられやすい。
そうだろうか?

2012年12月8日土曜日

高校生に「大切な人と対等で尊重い合える関係」を考えるワークショップ

雪が降る中、高校2年生に提供してきました。
あなたの大切な人はだあれ?
彼氏彼女に限らず、友達や家族やいろんな人との関係を考えるきっかけになったと思います。
レジメを紹介します。
1、対等で尊重しあえる関係と逆になるものがデートDV
  恋愛をどうとらえているか?
  基本的人権・・・自分の心と体は自分で守る
2、ある高校生カップルの例
  暴力の種類
3、DVをもたらす社会的要因
  従属的な恋愛観   力で支配し暴力を容認すること  男女らしさのこだわり
4、新しい価値観を学ぶ
  個人を尊重できる恋愛観  非暴力と自己決定権  自分らしく

人は誰でも人として尊重されていい。みんなハグクマさんのようにハグして、あったかさを伝えていきたいね。
暴力を選んでふるう人は、暴力を学んでしまっている。もしかしたら心が傷ついているから。本当は、誰かにしっかりハグされたいのかもしれないね。

2012年12月6日木曜日

中学校で「あなたは大切な人・・・命の学習」行いました。

自分に肯定感を持つことで、人と支えあえる関係ができることを理解する
全生徒対象だったので、パワーポイントを使い、ロールプレイも混ぜながら1時間半行いました。

レジメを紹介します。
1、気持ちの大切さ…気持ちを飲み込んでいないかな?どんな気持ちも大切。

2、いじめ、暴力は心と体を深く傷つける・・・不自由、無気力、選択肢がない状態

3、自分の安心、自信、自由を守ろう・・・自分で考え、選択して、責任を取ることを学ぶ

4、自分を守ることは友達を守ることにつながる

5、あなたはとても素敵な素晴らしい存在

彼と彼女のストーリー

レジリエンスの講座で、ストーリーを考えるものがあった。
特に若い人たちは、自分のまちがった考え方に気づき、大切な人といい関係でありたいと願い努力すれば、DVの加害者被害者にならなくて済む。

ここで、エンパワメント山形が少し、アレンジしたものを紹介しよう。

高校生カップルがいる。ケンタはサッカー部のキャプテンで、女の子にもてる。だからコクられた(告白)時はユウカはとてもうれしかった。こんな彼と付き合えるなんて幸せ。

何度かデートをするうちに、時々やり取りがしんどいなと思うことがある。初めは楽しかったけれど、ユウカが「今日は友達とカラオケ行くから一緒に帰れない」というと急におこりだし、カバンをユウカにおもいっきりぶつけてきた。

さて、その後どう対応するか?で別れていく。

1、ケンタが「ふざけんなよ、彼氏が優先だろ!」と怒鳴ったことに対して、ユウカはどうするか?

2012年12月3日月曜日

レジリエンスの研修に デートDV防止

12月1日は、東京で研修を受けてきました。中学生、高校生、大学生に具体的なストーリーで考えてもらうワークショップや避妊をしてもらえなかった彼女のその後・・・など、自らその立場になって考えるプログラムもありました。

DVだけでなく、いじめや虐待、セクハラ、パワハラも力の差を利用して相手を支配するという点で、全く同じ。
そして力のある相手に対して無力にならずに、できることはあると勇気づける人権意識を根本に持つ、エンパワメント山形のグレードアップしたワークショップをさらに多くの方に提供していきたいと思っています。

講演の依頼はDV防止に限らず、「命の学習」として中学生や小学生向けにも行っています。

2012年11月26日月曜日

落合恵子の講演を聞いて

「希望ある未来のために」という演題での話。
そう、今子どもたちに希望ある未来を示せる大人になりたいと
活動をしているエンパワメント山形。

落合恵子さんは、作家であり、株式会社「クレヨンハウス」を経営している。

もっとも自覚的にフェミニズムの立場にたって執筆活動をすすめている作家であり、
個人がより生き生きと生きる権利と責任が、充分にいかされる社会こそ、理想ととなえている。
命や子どもたちを何より抱きしめてくれる人である。

エンパワメント山形の目指すところと同じ、(エンパワーメント)してくれるあったかい人だ。

講演後、彼女の書いた絵本「はぐくまさん」を購入し、サインを貰った。

「はぐくまさん」は、何でもハグ(抱きしめる)してしまうくまさん。
森で出会うすべてのものや動物をハグして歩く。
すると、森の中で人間に出くわし、ハグしようとすると、人間は大きな木を切ろうとした。
その時、悲しくて泣くしかないくまさんは・・・そのあと・・・・どうしたか?

とても素敵な絵本を見て、私は思わず「はぐしてもらっていいですか?」落合さんに話しかけた。

すると、快く引き受けてくれ、すぐに、ハグしてくれました。
あったかい、言葉だけでない実態そのもののあったかさ。
そんな存在になりたいと思った1日でした。

2012年11月21日水曜日

季節は冬に向かっていても時折、ほらあったかい日差しが・・・

寒くなってきたね。

家で、ちじこまっていたい気分の時もあるさ。

でもね。ほら窓から暖かい日差しが・・・・。

外に出て、

ちよっと、・・・すこし・・・・そして、おもいっきり空気をすってごらん。

あなたの中に眠っている力がきっと目覚めてくるから・・・・

高校2年生に「大切な人と対等で尊重しあえる関係を」授業を行います。

高校生に関心の高い恋人との関係を切り口に、人権の大切さや人との対等で、尊重しあえる関係を学ぶ授業です。
12月の雪が降る地域に、行って行います。山形らしいゆき景色の中で、ほっこり暖かい教室で、学ぼうね。

レジメを紹介します。

1、 対等で尊重しあえる関係と逆にあるものがデートDV
恋愛をどうとらえているか? 意識チェック!
  基本的人権    

2、DVDにみる高校生カップル 彼氏彼女の関係を考えてみよう  
暴力の種類

3、DVをもたらす社会的要因
        *従属的な恋愛観聶   *力で支配し、暴力を容認
        *男女らしさのこだわり  

    4、新しい価値観を学ぶ
      *個人を尊重できる恋愛観   *非暴力と自己決定権
          *自分らしく             
    5、友達へのサポート                     
       大切な自分と相手の心と体を守れる人に 

中学校で「あなたは大切な人、人権の学習」を行います。

何回も繰り返されるいじめの問題。
事件があるとそのたびに対策を講じるなどしているが、
的を得ているんだろうか?
今度は条約を作るとか・・・

まずもって、現場の先生の声をよく聞いて何が効果的なのか、
対処療法ではなく、長い目で見て、子どもたちをどう育てていくのか
の議論をしてから決めてほしい。

根本の人権教育…子ども自身が肯定感が持てるような。
            自分のいいところを伸ばしていけるような。
            自分も相手も大切な安心、自信、自由の(環境の中)人権を持っていることを
            自覚し、自分もそれを守り、守られながら育てば、他の人を思いやれるようになる。

エンパワメント山形は、そんな人権教育めざし、提供しています。

レジメを紹介しましょう。
目指すところ自分に肯定感を持つことで、人と支えあえる関係ができることを理解する

1、    気持ちの大切さ・・・・気持ちを飲み込んでしまっていないかな?
  どんな気持ちも大切。今の自分の状態を表しているから。

2、いじめ、暴力は心と体を深く傷つける・・・不自由、無気力、選択肢がない


3、自分の安心、自信、自由を守ろう・・・自分で考え、選択し、責任を取ること


自分を守ることは、友達も守ることにつながる
 私もあなたもとても素敵な素晴らしい存在

2012年11月19日月曜日

夫婦や恋人との関係をよりよくするために学びたい方

夫婦や恋人との関係で
「なんでこうなっちゃうのかなあ」
「好きだけど、でもこわくて」
「なんかもやもやする、すっきりしない」
「私が悪いの、ダメなの・・・」

とか感じている人は、実は意外とたくさんいます。

一人で抱えず、「夫婦、恋人と対等で尊重しあえる関係」を築くために学んでみませんか?

まずは行動しよう。

大丈夫。

きっと どんどん輝いていけるよ。

このブログのお問い合わせから連絡くださいね。
山形市、ファーラやチェリアに問い合わせていただいても電話番号を教えてくれます。
チラシも置いてありますよ。

お待ちしています。

2012年11月17日土曜日

落語「どめすてっく ばいおれんす」を受講して

チェリアで行われた落語で考える男女共同参画創作落語「「どめすてっく ばいおれんす」は、実に面白く、興味深かった。
男女共同参画とは、男も女も同じになれってことではないのだ。
しかし、体の構造の違いや体力が平均すれば違うからって、
男も女も人としては同じ。

尊厳を持っている存在だってこと。人として対等、尊重しあおうってこと。

お金を稼いで、養っている方がえらいわけでもなく、
身の回りの世話をしている方が偉いわけでもなく。

それなのに、なぜか世間は男はこうあるべき、女はこうあるべきと 決めたがる。

それに染まって生きてきた。(ジェンダーバイヤス)

本当にそうかなあ?ひとりひとり違うよなあ?

なぜ、男っていうだけで、下駄をはかせられるのかなあ?

長と名のつく役職がいくのかなあ?
いろんな疑問、考えようよ。

決してあたりまえじゃないのに当たり前と思われていること・・・・。

どうして女だけ、結婚すると専業主婦か、仕事を続けるか選択しなくてはいけないの?
男はそんな選択しないのに。

2012年11月11日日曜日

地域学ポスターセッションを終えて

遊学館で行われた地域学交流会。
16の団体がポスターセッションに参加した。

エンパワメント山形は
地元の高校生や若者、そして理不尽な目にあって、人との関係に悩んでといった女性たちをエンパワーメントすべく、地道に活動していることを伝えてきた。

私達は人権ということをきちんと教えてもらっていない。
あなたは「かけがえのない存在だ」なんて誰も言ってくれなかった。
人との関係の中で、なんとなく感じるか、悟るか、知らないまま、わからないままでいるしかなかった。

自分でうまくいかないことを責めながら、自分に肯定感が持てず、そんなこともあまり考えず、力のある人に逆らわず、逆らえず、人に適当に合わせて生きてきたのではないか?

それはそれで、よく生き延びてきた自分をそれぞれが認めていいことだけど。

2012年11月7日水曜日

いじめには早めに警察に・・でいいのか。

学校とは、子どもたちを教育するところ。
どんな教育?
国語算数理科社会といった教科だけでなく、大人になって社会で生きていけるように力をつける、力引き出すのが教育。
いろんな知識、情報を得て、自分で選択し、自分らしく主体的に、人といい関係を築きながら
生きてくことが来るように・・・・それが教育。

そんな学校の中で、基本的な人権教育がなされていないこと、理不尽なことや暴力に毅然として「no」を言っていいことをなかなか教えきれていないのではないか。

教師自身が理不尽なことに「no]といえているか?トップは、新米の声を聞いているか?
学校の教師同士が人権尊重がなされていることがカギである。トップの価値観が職員同士の雰囲気に反映される。

内柴正人柔道メダリストの準強姦か否かの裁判

内柴弁護人側の証言と、被害者側の証言がひどく食い違っている。
裁判の様子を見ると、明らかに内柴被告は、女性を馬鹿にしているのがありありわかる。

被害者側の言い分は、事実を淡々と述べている。

女子部員がカラオケ店で飲みすぎ、吐いてしまった。
うずくまってしまうほど酔ってしまい、寝てしまったので、ホテルまで背負われ、ベットに寝かせてくれ、そばに内柴がいたので、「あ、送ってくれたんだ」という気持ちで寝入ったこと。

下半身に違和感を覚え、乱暴されていることに気づき、声を上げ抵抗したが、すごい力で、口をふさがれテレビのボリュームを上げられたこと。

部屋のドアを心配で駆け付けた他の部員がノックしたので、内柴は行為をやめ、女子部員に対応に出るとともに「自分はいない」と対応するよう命令した。指示どうりにした女子部員に、他言しないように言いくるめるとともに、「お前犯されているんじゃないよね」と合意であることを強調し部屋を出た。

これに対して弁護側(内柴)
女子部員が酔って吐きそうなので、トイレに連れて行って吐かせた。しだれかかってきた。甘えているようだった。ハーフパンツから局部を見せると、女子部員がわいせつ行為に応じ興奮した。

性交中、性的興奮からあえいでいた。ドアをたたく音で、行為をやめ、ベット脇に隠れ、対応するよう頼んだ。性交を再開した。また、ドアをたたく音がしたので、もう一度確認するよう頼んだらめんどくさいといってしなかった。外の様子が気になったので、服を着て再び、カラオケ店に行ったら誰もいなかった。ホテルに戻って寝て朝に出てきた。

肝心のベットに寝かせてから、行為に及んだ時のことが抜けている。
あえて、「しだれかかってきた、甘えてきた」だの「局部をだしたら興奮した」だの「あえぎ声をだした」だの、ポルノに出てくる女性像そのままだ。
そういったことは必要がない事ではないか。
勝手に思い込んでいる自分を暴露しているようなもの。自分を有利にするために後からなんとでも加えたもの。
19歳の女子部員が、カラオケ店で、指導者である内柴さんの局部を見るとか、(大体出す方がおかしいし)わいせつ行為に応じたなどあり得ない。そういった侮辱するような表現で、女性の尊厳を傷つけ貶め、懲らしめているのがありありだ。そういう言い回しで、自分は悪くないという多くの性加害者の男性の弁と同じ。

だいたい吐いて酔っ払い寝込んで歌も歌えないような状況の女子部員が、局部でわいせつ行為をしただの、歩くこともできず背負われていった朦朧とした状態であった吐いてしまったり体調がよくないのに、女子部員が、喘ぎ声を出したなどあり得ないことだ。
加害行為に及ぶ男性は、なんとポルノに染まっていて、女性はそういうものだと決めつけているか。最もその点が女性を一人の人格ある人として見ていない何よりの証拠である。


「好意を持っているやつをやってはいけないのか」「おまえ犯されてないよな」といったという。
自分だけが好意を持っていればやって何が悪い。そこに女性側の気持ちなどこれっぽっちも入る余地がない。どれほど王様で自分勝手な人かがわかる。
本当は自分が犯していると自覚しているから、後ろめたくてベッドに隠れたり、「他言するな」「犯されてないよな」と言っているのだ。合意の上でやったことなら、そんなことを言う必要はない。

どう見てもこれはレイプである。

1、指導者と指導される側という力関係。だいたい「お前」と呼んでいる。こうしろと命令する。といったことからもそれはわかる。
2、自分は結婚していて子どももいる身でありながら、未成年のしかも酔っている女性に対してけっして許されない行為であり犯罪だ。勝手に体を使った強盗行為だ
3、女性を人格ある人として全然尊重していない考え
4、f合意というのは、行為の前に「していいか」「いいですよ」というはっきりした意思表示があって初めて合意といえる。酔っぱらってわけがわからない人に性行為を「今、していい」という重大な決定ができるわけがない。女性にとっての性行為の重大性が多くの男性はわかっていない。

普通の良識ある男性なら、ベッドに寝かせてそばに、水でも置いてそっとして部屋を出るのが当たり前だ。
加害者になる男性は隙あらば女性と性行為をしようと企んでいるものだ。加害行為をしようと思うものがないなければ、どんな状況でも被害者は出ないものだ。

何とも呆れた弁護側の弁である。よく恥ずかしくもなくぬけぬけとそんなことが言えるものだ。
そんなことが言えるほど、この社会は男性社会であり、女性は泣き寝入りしてきた社会なのだということが、はっきりわかる裁判である。

少し、被害女性の気持ちに入り込んでしまったようだが、冷静に考えてほしい。

そこに財布があっても取ろうと思わなければ、そのままだ。警察に届けるかもしれないし・・・。被害は発生しない。

同じように、そこに酔って寝込んだ女性がいても、尊重していれば、そっと介抱し、ゆっくり寝かせてやるものだ。強姦しようと思わなければ強姦事件は発生しないのだ。

2012年11月5日月曜日

遊学館でポスターセッションを行います。

11月10日土曜日、山形市の遊学館(緑町)第1研修室で、10時から行います。
地域学交流集会ポスターセッションの中に参加します。
地域で活動する様々なグループがポスターセッションをするので、情報が集まりますよ。

さて、エンパワメント山形は、ワークショップを中心に活動していますが、もっと身近に皆さんと出会えるように、6人以上のグループで、「エンパワーメント女子会」しませんか?
を提案したいと思います。

お茶しながら「エンパワメント山形」が取り組んでいる、人権、男女共同参画、コミュニケーション、人との関係作り、心と体を守ること、ジェンダーに関すること、若者女性をエンパワメントする事・・・・。

いろんなことを語り合ったり学びあうような女子会、いかがでしょうか?

2012年11月4日日曜日

コミュニケーション研修を受講 傾聴の大切さ

コミュニケーション、アサーティブ、傾聴、受容、カウンセリング・・・・・。
このような研修は数知れず受けてきたけれど、やはり学ぶたびに、また一つ吸収でき、気づきにつながり、エンパワーメントできてるなって感じがします。

さて、今回の講師は仙台男女共同参画財団副理事の木須八重子さん。
男女共同参画の先進国ノルウェーと交流している市民活動もされています。
話を聞くだけでなく、エンパワメント山形の講座のように参加型だ。

学んだことのポイントをいくつか挙げてみよう。

2012年11月2日金曜日

山大生が死亡した事件から1年 救急車は行くべきだった

新聞に救急医学会代表理事の有賀徹・昭和大学病院長のコメントが出ていた。
「救急車を出すべきだった。山形市の対応ルールを直ちに見直すべきだ」私も当然そう思う。
まず、出動して現場で、どうしてもタクシー代わりに呼ばれたような状況であれば、救急士がきちんと毅然と説明し、話をすればいいこと。
はじめから必要かどうか電話で判断すべきではない。

19歳の若者が、一人暮らしで、という状況を考えるとむしろ119番するのは本当にどうしようもなくわらをもつかむ思いだったと想像する。
本当に困ったときに、容易に人に頼ったり、弱音を吐いたりしない傾向の若者。
むしろ真面目で、人に迷惑をかけてはいけないと思いがちなのでないか?

2012年10月30日火曜日

弱者をきづかえる力

みんな何かに追われているようで、焦っているようで、ゆとりがなくなっている。そんな人たちは、暴力的。自分にも他人にも。結局不幸。

以下は伊田ひろゆきさんのブログから抜粋。私も本当にそう思う。

街中で、お年寄りとかを邪険に扱う人がいる。くそババア、邪魔だ!というような気分の人がいる。たらたら歩くなよ、という感じ。肩がぶつかれば、チッと舌打ちするような気持ち。
オヨヨと途方に暮れていたり、よぼよぼと歩いていたりするひとを邪魔だと思う気持ち。

2012年10月27日土曜日

原発は必要か?

国の方向性も、政治家の、政党の考えもばらばらだ。
しかし、あの福島の事故の後すぐは、ほとんどが、原発は人の手に負えない。もうやめようと思ったはずだ。
そして今も半分以上が原発をやめる方向に持っていくべきと世論調査をすれば結果が出る。
政治家は、解散となると選挙に勝つために、初めは「脱原発」を言っていてもいつの間にか、「安全なら稼働」「外国にも輸出」などだんだんいうことが変わってきている。

しかし、大きな方向性は変えるべきでない。
福島でいまだ苦しんでいる人がいるというのに。
そういうあなたが原発の近くに住んでから発言してよ。

順調に運転できたとしても、被ばくは必ずあることを知っていますか?
ウランなどを採掘する現場で・・・・。
建設現場で・・・・。
運転現場で管理検査するときも・・・・。

順調に利用した後の廃棄物は・・・・。処理がきちんとされないまま、貯蔵しかなく・・・・・。再処理工場はちゃんと動かないし、なんて無責任!
すぐ近くで働く作業員は、常に被ばくしながら行っている。

いったん事故があれば、日本中、いや世界中に放射能がまき散らされる可能性のあるものを。それは核爆弾と根っこは同じ。
こんなにリスクがあるものを・・・・。多くのリスクは下請けの作業員近くの住民といった弱い立場の人にしわ寄せ。将来の廃棄物の処理も未来の子孫に何とかしてよねって。そりゃあないよね。

人の素晴らしい科学の力を平和のために使おうよ。
原発に莫大なお金をかけてきたように、自然エネルギーにお金をかけたら、被ばくの心配のない社会になる、地球にも優しく、そしてゆくゆくは核爆弾を持つ愚かさにも気が付いていける人類になりますように。

多くの争いや戦争はさらなる暴力しか生まないことに気づきますように・・・・。

2012年10月26日金曜日

心がほっこりハーブティ

チェリアフェスティバルの午後は、ほっこりタイム。
香り豊かなハーブティをふるまいました。
香りだけでなく、「まろやかでおいしい~」と準備したティーは2時間半ほどで売り切れました。

商品の包装には「あなたは大切な人」のシールが・・・。
それを見て、また癒され・・・・。

そして、「ふうせんかずらの種」もおまけについていましたよ。

来年もまた心をほっこりしてもらうために頒布しますよ。

公開講座 若い世代に伝えよう―愛と束縛は違うことー

10月21日チェリアフェスティバルの公開講座で、参加者と一緒に考えた。
知っていれば防げることはたくさんあるという思いで、DVの構造や特徴、加害者について考えた。
NHKクローズアップ現代で取り上げられた番組を見た。
勝手にルールを決められたり、たたかれたりしても、相手は自分のためを思ってそうしてくれていると思ったという被害者。
相手を怒らせる自分が悪いと思っていたという被害者。

彼氏から「自分以外の男のメルアドを消せ」と言われて恋人同士になればそういうものなのかなと思ってしたがったとか。
好きな相手にこうしてほしいと言われたらそうしたいと思うだろう。
はじめは優しく、お前のことが好きだからと言われればそうなのかなと思うのだろう。

2012年10月18日木曜日

米兵2人が起こした強姦事件

女性に対するひどい人権侵害。
魂の殺人ともいえる強姦。なんてひどい!
沖縄をはじめ、国内から非難の声がたくさん出る。
加害者が米兵となると、過去の事件も引き合いに出され、日本中が騒ぐ。

それはそう。ひどいことだ!

しかし、日本人が日本人を強姦する事件も後を絶たないのだ。

2012年10月17日水曜日

桃から生まれた桃子ちゃん!

11月4日は山形市男女共同参画センター「ファーラ」で、DV防止週間の一環で、朗読劇を行います。午前10時から。

まずは、私たちの体にしみこんだジェンダーについて、改めて考えてみようとということで、とても面白い朗読劇です。

桃から生まれたのは女の子?
ばあさんが山にしば刈りに?え~!
面白い展開が待っています。

2012年10月16日火曜日

DVの今。対策は?YBC夕方のニュースから

15日のニュースで、天童市で起きた交際相手を羽交い絞めにして殺してしまった事件について放送された。
これがデートDVである。
エンパワメント山形の私の高校でのプログラムの様子も放映された。
何より、まだ若い高校生に予防教育をすることが大切だ。
こういった被害者加害者にしないために、若い世代に正しい知識を持って予防につなげたいという思いから活動をしている。

2012年10月13日土曜日

子どもや若者へのまなざし

山大生の事件でも書いたが、私たちが子どもや若者にどのようなまなざしを向けているか?
が、これから生きる若い世代が、能力を発揮できるかしぼんでしまうかにかかっているのでは?

子どもは、大人がコントロールできないものだ。
赤ん坊に泣き止んでほしくてもそう うまくはいかない。それは当たり前のこと。
そういう子どもとうまく折り合いをつけ、流すところは流し、譲れないところは少しづつ諭していく。
そうやって子育てをするなんてなんと1番むずかしいことではないだろうか?
とにかく、日々一緒に暮らしていかなければならないのだから・・・。
そこで、遅いなあいうこと聞かないなあ、思うようにならないなあといらだつ「まなざし」はマイナスでしかないことを大人は知っておくべきだろう。

2012年10月10日水曜日

救急車要請に応じず山大生が死亡してしまった事件

裁判が始まっている。
消防署とのやり取りの音声がニュースで流れる。
弱々しいたどたどしい声だ。
よっぽど、しんどいから119番したのだろう。

一人暮らしで、そばに誰もいないから、タクシーじゃなく救急車に来てもらいたかったのだろう。
朦朧としているようにも感じる声の主に、「動けるならタクシーで」なんと非常な・・・・。
そういわれてそれでも「いや、動けたとしてもとてもしんどいので、お願いします。来てください」とはなかなか言えない。
少し、ズーズーしくなったおじさんおばさんなら言えるかもしれないが。
力なく、「吐いちゃって・・・・」とも言っているのに。

とても残念だ。
結果的に一人の若者が命を落とした。


この問題の視点を私は、「偏見」「思い込み」を見直すところに置きたい。

あくまでも推測だが、
受けた職員の中に、いや多くの大人の中にある意識。
「若く19歳だって、しかも男だろ。大丈夫でしょう。自分でタクシー呼んでいきな。」という気持ちがどこかになかったか?

もし、これが56歳女性だったらどうであろうか?権力ある立場の人からならどうだったか?
どこかの社長の60代の男性なら・・・・?
30代の女性ならどう対応したのか?

いろいろ考えてみる必要があるだろう。

若い、男性、学生?未成年?ということで、出動しなかったということはないのか?
一人暮らし?その辺も聞いてほしい。そばに誰かついているのかいないのか?いないから電話を自らしたんだし・・・・。
相手に寄り添う気持ちが、子どもに、若者に、弱者に・・・・私たちに求められることではないのか?

2012年10月3日水曜日

公開講座のお知らせ

10月21日日曜日、山形県男女共同参画センターチェリアでフェスティバルが行われます。
その中で、午前10時10分から11時50分まで、2階第3研修室にて、公開講座を行います。

「若い世代に伝えたい―愛と束縛は違うことー」と題して、周りの私たちが知っていれば、暴力の被害者加害者になることを防げることがたくさんあること・・・・・一緒に考えていきます。

恋愛にあこがれる中高生や、彼氏彼女になればSEXが当たり前という考えのご時世に、
ちゃんと自分も相手も大切にできる付き合いを伝えたい!

健全な素敵な関係かどうかチェックしてみよう!
実は周りにあふれている?DV加害者の考え方。
竜巻会話にスクランブルエッグ?
加害者の6つのタイプ・・・など

被害者、加害者の実態にも迫りたいと思います。

具体的事例をしめしながら、「なぜ。。?」「どうして・・?」

デートDVに関することを知って、早めに気づける視点を持ちましょう。

皆さんの参加をお待ちしています。

当日早めに会場にお越しください。



2012年10月2日火曜日

私さえ、がまんすれば…の危うさ

恋人や夫婦、親子の関係において、
盲目的な「私さえ我慢すれば・・・」は
あぶない。
一見「母の愛」だの「献身的な妻」などと、きれいな言葉にだまされれては
いけない。
好きになればつくしたい。
あなたのためにこうする。
真面目で心がきれいな人ほど、陥ってしまいかねない罠だ。
だから、被害者にも落ち度があるなんて絶対言えない。

人に翻弄される人生となる。
人を翻弄する人生となる。
どちらも幸せには、なれない。

自分自身を大切にできなくて人を大切にはできない。
つまり、自分の気持ちや意志に反して無理に相手に合わせたり、自分の尊厳や人権を侵害されていることに気づけなかったりする時は、自分を大切にできているかなと立ち止まるとき。

2012年9月25日火曜日

大丈夫、踏み出してごらん。

あなたはあなたの力で生きていける。まず、自分を大切にすることを考えてほしい。
自分から動けば、何かが動く。
リスクばかりを恐れずに、

落ち込んだら相談してくれていいよ。
失敗しても仕方がないときがあるよ。いいじゃない。
まずやってみなければ。

誰も笑わない。

なのより自分で自分を笑ったり許せなかったり、していないかな?

自分をゆるし、自分を信じよう。励ましてみようよ。
困ったら、弱音をはいていいよ。
嘆いて泣いて、聴いてもらってすっきりしていいよ。

誰もが弱い自分を認めるところから出発できるのかもしれないから・・・。

2012年9月23日日曜日

いじめなどの暴力をなくすために、できること

エンパワメント山形は、人権に
敏感な視点を持って、だれもが
暴力の被害者加害者にならないようにと活動している。

人権に敏感な視点とは・・・・人
は役割や社会的地位が違っても人として対等であるという視点
 *社長やオリンピックで金メダルを取った人や、総理大臣も国民栄誉賞を取った人も、その行政や実績はすごいと認め、賞賛することはもっともでいいけれど。
 だからと言って威張ったり、ほかの人を馬鹿にしたり、自分は何をしても許されるといった考えを持たない視点だ。
 選挙で、市長になったからと、自分の都合のいいように、協力する人には、いい顔をしても、自分に逆らう人を排除したり、都合が悪い時は相手を怒鳴ったりする人が暴力的な視点を持っているということ。人を差別する視点を持つ人。
 オリンピックで金メダルを取ったからと言って未成年の教え子が酔っぱらったのをレイプしておいて、「同意のうえだ」とおれとセックスすることが嫌なわけないだろうと無理矢理思い込んでいる、自分を正当化させている人etc・・・・・。
そういう人は、DVの加害者的考えの人・・・・・自分の利益になる人には、いい顔をして、身内や自分より下だと思う人を見下す。

暴力の被害者加害者にならないために、社会にあふれているこういった暴力に毅然と「NO!]を突き付けられるようになりたい。

私たちが暴力性を減らす生き方をするために、人権に敏感な視点をもとう!



2012年9月18日火曜日

みんなちがって、みんないい

先日の高校生ワークショップでもこの言葉を話してきた。
そしたら昨日の「とっておきの音楽祭」でもこの言葉がテーマで、いいなあと改めて思う。

いつから始まっていたんだろう。
数年前からかな?
初めてイベントを見に行ってみた。
山形市の七日町どうりのあちこちで、障がいのある人もない人も、若い人も、昔若かった人も、女性も男性もだれでも、音楽、歌、演奏、ダンスなど楽しんだ。

2012年9月16日日曜日

人と直接話す機会がどんどん奪われている社会

いちいち話さなくてもいいという便利な点もあるけど・・・・・・。
乗り物に乗るとき、切符を買うところから乗って降りて出るまで、ほとんど自動。
何か聞きたければ、職員に話しかければいいことだけど。
路線図や時刻表などもあちこち書いてあったり、出口や地図の説明も多くある。

どうしても、見てもわからないときだけ、職員に話しかけていい…のかな?と思っている人が多いと思う。すぐに聞こうとすると、「書いてあるよ、調べればいいじゃない」と言われてしまう。
でも、私はわりにすぐ人に聞いちゃう。

聞かれた人もわからないかもしれないけど。
もしかしたら教えてくれるかも。
なんて、ね。お互い教えあっていいじゃない?

2012年9月12日水曜日

高校生へのワークショップを終えて

「大切な人と対等で尊重い合える関係について」考えるプログラムを行いました。
みな娘、息子のような高校生。めんこいな~。

初めの緊張感をほぐし、人との関係を考えるために、そして、
この人の話聞いてみようかなと思ってもらうために、
「ベストフレンド」をうたった。
困った時ほど、話を聞いて寄り添ってくれる存在。
そんな人にあなたもなってるし、なれるし、いるし、これからできるし・・・・・「ベストフレンド」

恋愛ってどんなイメージ?そんなことから考えてみた。

自分の意識チェックシートから、

*好きな人から暴力を振るわれるなんてめったにない。と思っている人は、半分ぐらい。
  そりょうそうだ。交際経験がなかったり、身近にそういう人を見聞きしなければ当然そう思うだろう。だけど、関心を持って見渡せば、恋人から、たたかれた、監視された、ばかにされてるなどひどい扱いを受けたり、夫婦でも暴力的なかかわりを待つ人は意外といるのだ。
それは、一方が別れたいとかのときにおこる場合もあるし、自分の都合のいいように相手を従わせるために、親しくなれば当然といった考えから暴力(しつけていい、無理やりしてもいいといった考え)を使う場合もあるのだ。そういうこともあるとまず、知っておきたい。

2012年9月11日火曜日

人から認められたいと思う心

誰でも持っている気持。

誰かを元気づけられたって思うとき、「あなたのおかげ」って言われた時、うれしいよね。
人の役に立ったって思うとき、「助かったわ、感謝してる」って言われたらうれしいよね。

困っている人落ち込んでいる人を見ると、何とかしてあげたいと思うのも人として自然な気持ち。
それを勇気をもって伝えたら、いい関係が生まれてくる。
震災に、本当に多くの人がボランティアや、支援などいろんな活動をした。
私にできることを。役立つことがあればしたいと多くの人が行動を起こした。
実際行動に移せなかった人も、思いを寄せて、気持ちに寄り添った。

やりがいを感じて、自分の言動に、肯定感を持てた。
自分に自信が持てた。

だからね。
大いに声に出していおう!

「ありがとう」「あなたのおかげ」「たすかった」「感謝してる」・・・・・

2012年9月10日月曜日

簡単なのは、こわがらせて言いなりにさせること

学校のクラスで。家庭で。職場で。サークルで。部活で。バイト仲間で。パート仲間で。

どこでも思うようにならない人や、弱そうな人は、怖がらせて言うなりにさせればいい。
これって簡単かも?
「あのひといやね」って仲間外れにすればいい。

「あんたは私より下なんだから意見を言ったり偉そうにするんじゃないよ」
そんな風に人に接して楽しいかなあ?

2012年9月6日木曜日

生きることはしんどい戦いでもあり、喜びでもあるね。

また、「いじめられて死にたい」という遺書を残し、自殺してしまった中学生。
弱音を吐いていいよ。もっとつながろうよ。
誰かに話そうよ。

なんだか、人と話すのが、大変な世の中になってしまったような・・・・・かな?

人に迷惑をかけてはいけないと言われるばかりで、人との関わりを薄くしてないかな?かけていい時もある。

2012年9月1日土曜日

暴力は恥だ!

暴力をふるう人は、恥ずかい!という認識がもっとあったら、
いじめもこんなに深刻化しないだろう。
暴力をふるうことは単純だ。
怒りにまかせて相手を殴ったりするのは幼稚だし、簡単だし、弱いものを脅かしたりして言うことを聞かせるなんて人として恥ずかしいことだ。

しかしながら、大人の世界も暴力が幅を利かせていないだろうか?
暴力を容認していないだろうか?
特に権力のある人の言うことはおかしいと思っても
「仕方がないじゃないの?」
いやだ!横暴だ!と思っても権力のある人だから黙ってこちらが「たえればいいのよ」という組織会社、団体、みんなの周りにありませんか?

2012年8月27日月曜日

高校生にワークショップを提供

9月になって山形県内の高校で、人権教育とコミュニケーション教育でもある「男女の対等で、尊重しあえる関係を考える」授業を行います。

思春期真っ只中の彼らに、恋人との関係や友達、社会の大人たちとのいい関係を築いて生きていくための基礎となる授業だ。

最も関心のある男女の関係・・・・好きな人とどう付き合っていくか、束縛は愛ではないこと、トラブルの対処の方法、望ましい関係などについて、一緒に考えていく。(デートDV防止プログラム)

また、多様な性があること、同性愛や性同一性障害などマイノリティな人を馬鹿にしてほしくないことなども伝えていきたい。
会話のロールプレイをしながら、自分の身近に引き寄せて楽しく学べるものだ。