2012年12月16日日曜日

日本社会は、男女平等か?

否!まだまだ不平等。
世界経済フォーラムがまとめた男女格差報告によると日本のランキングは
101位。

特に政治の世界では最も低く、110位。
最も高いのが健康で、34位。日本は医療技術が優れているし、健康診断を受ける人も増えているし、この面ではうれしい。

最近の若者が男は仕事、女は家庭という役割分業に対してこれまでと違い、反対が減っているという。
内閣府今年の調査結果。20代では賛成が増え50パーセントという。
  これまでは、男女平等を進めるべく男女共同参画基本法ができてから、役割分業は、性別で決めるべきでない。性別にとらわれず、個人を尊重した生き方をしよう。職業も男性分野、女性分野と固定しない方向に来ているはずだった・・・。

若者が保守化傾向にあるということか。親世代の母親が働きながら、なお、家庭の仕事も引き受け、大変な状況を見てきているから、働き続けるのはしんどいを思ってしまっているのかもしれない。

また、現実は雇用環境が厳しく、女性も働かなくては生活が成り立たないということはわかっているからこそ、憧れとして高まったという見方もできる。

ここ山形でも短大、大学生の女性は専業主婦になりたいと思っている人が意外と多いということに驚かされた。

これから、求められているのは、結婚してもお互いの働く場の確保、それぞれの現金収入がプラスになり、ゆとりができること。
将来の夢を描いたり、子どもを産み育てやすいこと。

そして女性ばかりが子育てを担うのではなく、多くの人の支援を受けながら、家庭ではもちろん父親が大いに子育てに参加できるような働き方ができる社会が望まれる。

ということはもっともっと政治の世界はじめ多くの分野、意思決定機関に女性が進出し、発言権を得ていく社会にならなければということだ。デンマークやノルウェーが女性を何割か必ず入れる(国会議員数や取締役数)という規制をし、グンと進んだように、日本も積極的な規制が必要だ。

Weman save Japan!

そうなるよう声を上げていこう!
そして、女性がもっと人権意識に目覚める時だ!

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