2012年6月30日土曜日

高校でのデートDV防止プログラム・・・感想から

まだ、頭が柔らかい高校生に人との「対等で尊重しあえる関係を考える」ワークショップができるということは、これからの彼らの人生においてのとてもいい判断材料となった。

感想のほとんどは、彼女、彼氏にかかわらず、いろんな人との関係において、自分の気持ちや意見を言えるということ、対等で尊重しあえる関係ってとても大切だと理解したものが多かった。

「いやなことはいやだとはっきり言うことの大切さがわかった」
「DVだと思っていなかったこともDVなのだとびっくりした」
「勝手にメールを見たり消したりすることはDVだと確認でき良かった」
「とてもためになった、知らなかったことがわかってよかった。自分のこれからの人との関係にいかしたい」など・・・・

DVDを見たり、考えてもらったり、意見を言ってもらったり、具体的なロールプレイもありで、身近に感じ理解につながったと思っている。

1回目は、まずは大まかな知識を得ること。

チャンスがあれば、今度はもう少し深めて、コミュニケーションの学び、自分の心を守るための境界線という概念、DVの加害者の考えの特長など、もっと自己決定権を行使するための知識をつたえたい。

また、高校生たちの疑問質問に答えていきたい。一緒に考えていきたい。

それらが、一人一人の力となり、人権意識が高まると、対等尊重なものを選び、判断し、自分で選択して生きていける力となる。

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