2012年6月22日金曜日

楽しく進行したデートDV防止プログラムの授業

高校生たちも先生方も、それぞれの役になりきってのロールプレイ(セリフのやりとり)に拍手喝采!皆さんの協力で、楽しく時間が過ぎました。
話す内容は結構シビアで、真剣なのですが、リラックスしながら学べて、それぞれが自分なりに考えてくれたと思っています。

恋人とどういう関係を作るかはあなた次第なのだよ。
世間にあふれている、いわゆる恋人同士はこうあらねばならないなんて言う従属的な恋愛観に左右されず、それぞれのカップルが、それぞれに自分たちが居心地いいように、一緒にいてリラックスできて、楽しい時を過ごせる素敵な関係になるために、自分の頭で考えてほしい。

漫画やドラマにあるようなワンパターンなあり方ではなく、
自分たちはどんな関係を築いていきたいのか
どうありたいのか
お互いに努力し、伝えあうから、話し合い、わかりあおうとするから、
人といい関係が作れるってことを
きっと気づいてくれたと思います。

DVの社会的要因
1、従属的な恋愛観  スクランブルエッグ状態
   自分と相手の境界がなく、被害者は、自分がわからなくなる、否定されうすっぺらになって
    しまうような関係
2、力で支配し、暴力を容認
   力のあるものはないものを従えて当然という考え3、男、女らしさのこだわり
           (ジェンダーバイヤス)
   男はこう、女はこうと性別で分けて、個人を見ると来なく縛り付ける考え、  

社会の間違った考えに気づいて
      新しい価値観を身に着けよう

1、個人を尊重した恋愛観   ゆで卵の状態
   親しい仲にも礼儀なり、それぞれの違いを認める、気持ちや意見を話し合える、
   信じあえる関係、お互いの成長を助ける、夢を支えあえる

2、非暴力と大切な自己決定権
   暴力は暴力しか生まない。それぞれの自己決定権を尊重する
    本当に力がある人は、力を持たない人を支え、守るもの

3、自分らしく
 厳密に言えば、人には、体、心、性志向とそれぞれ異なる人がいる。性で分けて縛るつけるのは可能性をつむことになる。自分のいいところ、自分の役割、自分で人生を切り開く主体性。


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