2012年1月22日日曜日

JR西日本の職場での性暴力、知ってますか?

JR西日本に「障がい者雇用促進」制度で採用された女性が、上司からホテルに連れ込まれ、カミソリで脅かされ、押し倒され、(障害ゆえに倒されたら起き上がれない)レイプされた事件です。
この社会ではお決まりのように、男性側の合意の上だったという理屈が、この事件でもまたとおっているのです。

このような事件(知り合いからの性被害)がいったいどれほどあるのか?
性被害にあったほとんどの人が誰にも言わない(言えない)でいます。
そして、どれほどの勇気を振りしぼって必死の思いで、告発した女性は、被害にあった中のホンのひとにぎり。

それなのに、裁判や社会は、被害者を責め、不利にすることが圧倒的に多いこの社会って・・・・。絶句!

彼女を取材したドキュメンタリ「誰も聞いてくれない」(テレビ朝日1.21(土)25:00放送)
があったそうです。

山形では放送されなかったようですね。
見た人がいるでしょうか?
そしてまた、こんな事件があったことを知っている人がどれだけいるでしょうか?新聞やテレビで、ほとんど放送されてないんじゃないかしら?私もある人からの情報を聞いて初めて知りました。

女性の性被害などの事件は、この社会では、大きく取り上げられるのは珍しいのです。

ぜひ、下のホームページを見て応援してあげてほしいと思います。
明日は我が身。
わからないですよ。この社会は、ほんとに悲しいことに・・・・。

〈里美さんの裁判を支える会〉HP[里美ドットコム]
http://satomi-heart.cocolog-nifty.com/blog/

一人でも多くの人が、こういった話題に触れ、応援することは、
被害女性の救済と同時に、加害者をなくすことにもつながるのです。

それは、いまだに女性を男性と対等に見ていない私たちの社会の価値観、性的対象にだけ焦点を当てるような女性への見方、ポルノのような屈辱的なものを、子どもも見られるように(コンビニに行けば裸の女性の雑誌が必ず目に入ります)野放している社会。
そしてそういったあふれる情報から何を選ぶかをきちんと教育で、教えていない社会。
問題点は多く存在在します。

新しい価値観を学ぼう。
社会はまさに、人権尊重、男女平等に、進んでいく必要があるのです。暴力根絶のために。
それがなされていないから、暴力は連鎖し、虐待、DV、傷害事件、殺人事件、自殺の問題、心の病が増えているのです。

人は存在していることに意味があるのだから・・・。
誰もが安心、自信、自由のもとに暮らせるように、せつに願う!

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