2013年4月21日日曜日

子どもの心に安心を!

大人社会は子どもには体罰が必要だと
思っている人が今も半数以上。

体罰の事件や自殺の問題が
最近、クローズアップされたのに・・・・。

いじめ問題対策に、いろんなことが言われているが、最も大切な人権教育が抜けている。

思いやりの前に、自分の心に、安心と自信と自由が必要だろう。

子どもには安心自信自由の権利があり、それを奪うものには「いやだ」「逃げる」「後で信頼できる人に話す」という方法で、守っていいこと。守るスキルを伝えたい。
  ここで、肝心なのは、あなたはそんな目にあっていい人じゃないということ。

日本の子どもたちは自分に対して、自信がない子が多い。
自分はとてもかけがえのない存在。大事な人。

家族や周りの大人に愛されているという実感を感じながら育てば、自己肯定感が育まれやすいと思うのだが。

そういった「私はそんな目にあいたくない。いやだ、自分を守る権利がある」という肯定感があれば、理不尽なことや暴力に対して「いやだ」ということをはじめ、自分を守ろうとするスキルを使うことができるのだ。

だからまずは、子どもたち自身にそういった正しい知識と自分を守るスキル、自分を守ることは他人をも守ることにつながる事を知ってほしい。

わざわざ「思いやりを持ちましょう」なんて言わなくても、自分が人として尊重され思いやりを持って接してもらえば、自然とできるものだと思う。

暴力による傷ツキがなければ、そのストレスを他人や自分に向けなくていいのだから・・・

そういったことから、きちんと子どもの人権。存在の大切さ。それを教えると同時に私たち大人が子どもの人権を尊重したかかわりを持つことだ。

子どもには体罰が必要よなんてことではなく、部活を優勝に導いたりやる気を起こさせる工夫をして成果を上げているところは、探せばあちこちで実践している。

大人たちは自分たちこそが、子どもの力を引き出すかかわりを学ぶべきだ。
それを子どもには体罰なんて・・・・尊重していないから言えるのではないだろうか?。

指導や厳しさは必要でも・・・「体罰は100害あって1利なし・・・森田ゆり」

では、あなたは何かへまをしたら殴られていいですか?

体罰を必要だという大人にはそういいたい。

子どもは大人の姿を見てまねる。
口先だけのおとなだとすぐに見破り、不信感を持つ。

われわれ大人が学ぼう!
自分の人権。子どもの人権。

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