2012年7月21日土曜日

マツダミヒロの「質問力」の授業を受けて

先日、マツダミヒロの「魔法の質問」の授業を受ける機会があった。
彼の授業(ワークショップ)は3,4回ぐらい受けている。

だんだん面白く、グレードアップし、楽しく、エンパワーメント(力を引き出される、自信がつく)される。

その根底に流れていることは、「エンパワメント山形」が目標としていることと同じ。
人をエンパワーメントするということ。

少し、紹介しよう。

自分で目標を立てさせる質問
1、「このワークショップ(授業)が終わった後に、どうなっていたら最高ですか?」
   こうなりたいって思いが出てきて、自分の目標が持てるものね。

2、最近うまくいっていることはなんですか?
  私たちは多くが、ダメなところできないところに目が行きがちだから、あえていいことを探す。
   前向きになれる始まり。いろいろ考えて、些細なことも「そうだこれっ」ていいことを自分で認識
   でき、自信につながる。

3、グループで発表しあって、ほかの人は励ましの言葉をかける。「いいね!」「すごいじゃん!」
   それが事実かどうかはおいといて。まずは励ますことが重要。それを受けるとますます、くすぐ
   ったくてうれしくて、気分が高揚し、脳を活性化するホルモン(ドーパミン)がたっぷり出てくるよ。

4、自分が言われてうれしい言葉はなんですか?
  一人一人言われたい言葉は違っていい。それをグループのメンバーに次々に行ってもらう。そしてうける方は素直に答える。
  初級の答えは「ありがとう!」
  中級になると「でしょ?」
  上級者は「いつもそういわれているの」

  あえてこう言った時間を設けて、言い合ってみる。これっていつでも使えるね。でも、慣れてないとなかなかいえない。だから、こういった機会に練習をやってみたいね。

エンパワメント山形の今野も、CAPのワークショップをやっていた時や、エンパワメント山形を設立した後も公開講座などで、二人組で、励ますことをしてきたよ。
「あなたは素晴らしい人です」「あなたはよくやっていますね」声をかけ、「ありがとう」と答えましょうなんてね。

皆さんの反応は「いやああ、恥ずかしい。こんなこと言われてことない。言ったことない。」

だけど、いや、だからこそ、「言ってみようと」思い切って言ってみたら、照れながらもお互いが、うれしいし、エンパワーメントしあえるんだよね。

自分が、まずはポシティブに、幸せなら、それが他の人に伝わっていく。幸せやポシティブや元気は伝わっていく。周りを明るく楽しくさせるよ。

いじめの問題も、こういった自分に自信が持てるような、授業をたくさんやって、いいところ、よくなってるところ、自分が成長したところ等、お互いに話し合い励ましあうようなことをたくさんしたら、少なくなるよ、きっと。

いい雰囲気が生まれれば、そういった空気の中ではいじめは蔓延していかないと思うけどな。

自分に自信がないこと、欠点を人からも言われ、ますます自己否定に気持ちが行ってしまう。
その気持ちが、ほかの人をけなしたり、暴力をふるって、言いなりになる人の存在で、自分が強くなったような錯覚に陥る。それって本当の強さ、自信じゃないよね。

悲しいな。あなたはあなたのいいところがあるのに・・・・。
一人一人、素敵な存在なのに。

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