2013年1月31日木曜日

性教協の研修報告  1

「命の教育の現在」について

いのちの教育の多様性・・・・本来の自分の人としての尊厳や、
                存在のかけがえのなさに焦点を置くのではなく、 「心のノート」のように、命の在り方を、みんなのため
   役立つようにと誘導しているのは、おかしいのではないか?

子どもを大切にする国の姿勢・・・・その国が子どもに対してどれほ
               ど関心を持っているか?
        子どもも一人の人として尊厳を守り尊重しているか?
              子どもの安心に焦点が置かれているか?

長崎県教育委員会の調査・・・中学2年生の答えー

        *死んだ人は生き返ると思っている数ー18,5%。
        *人を傷つけたり殺したりした人はどんな罰を受けるか法律や制度を 知っているか?-知らないと答えた数ー47,3%

2013年1月30日水曜日

体罰で、けがや自殺につながる事は、体罰ではなく完全な虐待

子ども達に、「命の学習」が必要だといわれている。
虐めの問題をなくそう。

自殺しないように。(我慢する力も必要だ)

親や教師にけがをさせたり、
殺してしまうような事件。

10代が犯罪を犯す。

そんな事件があると、少年法を変えてもっと厳しくという。
益々、子どもを追い詰めるようなことをする大人たち。

でも、よく考えてほしい。

2013年1月23日水曜日

子育て支援センターで、ワークショップ

「いつも子育てをがんばっているお母さんへ」
と題してワークショップをしてきました。
子育てってとても大変だし、
エネルギーを使うし、毎日やっているお母さんはとってもすごいんだよ
という励ましから始まめました。

内容を少し、紹介します。
①よくやっている自分をほめよう!

24時間、休みなし、子どもと一緒にいたらくたびれすぎちゃうのも当然。

子どもというものは
*騒がしいもの
*思うようにならないもの
*勝手気ままなもの
*今だけを生きている
*周りはお構いなし
*感情のまま行動
・・・・・いろいろ。それが当然とまず受け止めよう。

2013年1月20日日曜日

2008年から、エンパワメント山形の活動報告  2013,12月現在 更新

 「CAPやまがた」の代表をしていた時代。個人的にプログラムを提供し始めました。
2008年  6月  山形市霞城学園高校  「大切な人を傷つけないために」
                                         デートDV防止プログラム
2009年  1月  公開講座  チェリア(山形県男女共同参画センター)「大切な人を傷つけないた
                                                      めに」
       7月   コロニーサポートセンター  「対等尊重の学び」
      11月  公開講座  ファーラ(山形市男女共同参画センター)「知って気づいて予防する」
2010年  8月  公開講座  ファーラ(山形市男女共同参画センター)「自分の力を取り戻すため
                                                          に」
       11月  茨城県立高萩高等学校  3年と職員  「大切な人を傷つけないために」
       11月  神奈川県横浜総合高等学校  夜間生徒と職員 「大切な人を傷つけないた 
                                                        めに」
2011年  2月  山形県立小国高等学校  3年と職員 「大切な人と対等で尊重しあえる関係」
          4月  「エンパワメント山形を立ち上げ本格的にワークショップ提供し始めました。
       7月   公開講座  チェリア(山形県男女共同参画センター)
                           「そうだったのか?いまどき高校生の男女交際」
       9月  山形市子育て支援センターつばさ保育園  保護者
                       「毎日よくやっているママたちへ~子供の力を引き出そう~」 
       10月  山形県立上山明新館高等学校    1年と職員
                               「大切な人と対等で、尊重しあえる関係つくり」
       10月 公開講座  チェリア(山形県男女共同参画センター)「大切な人を傷つけないた
                                                      めに」
2012年  2月  山形県立小国高等学校  3年と職員 「大切な人と対等で尊重しあえる関係」
       3月  公開講座  チェリア(山形県男女共同参画センター)
                               「凛とした女性になるためのレクチャーと実技」 
       3月  山形市第9中学校  1年と職員 「大切なあなたの気持ち~人権教育~」
       6月  山形市城北高等学校  3年と職員  「大切な人と対等で尊重しあえる関係」
       9月  山形県立北村山高等学校   2年と職員 
                                   「大切な人と対等で尊重しあえる関係」 
      11月  村山市葉山中学校 全学年と職員 「大切なあなたへ~人権教育~」
      12月  山形県立真室川高等学校   2年と職員 
                                  「大切な人と対等で尊重しあえる関係」 
2013年 1月  羽黒高等学校  3年普通科と職員  「大切な人と対等で尊重しあえる関係」 
      2月 高畠高等学校  3年と職員   「大切な人と対等で尊重しあえる関係」 
              3月 公開講座 「私として輝くための講座」
        5月 山形城北高等学校  3年と職員  【デートDV予防】
        7月 村山特別支援学校  高等部 「大切な自分~人権とは」
        8月 チェリア公開講座  「心と体の護身術講座」
        9月 真室川高等学校 2年と職員   【デートDV予防】
        9月 天童星の子クラブ講座  「子どもと私の幸せ引き寄せ講座」保護者
        9月 ファーラ市民企画講座  「子どもの力を引き出そう~こころの栄養~」
       10月 米沢短期大学総合教養講座 「自分らしく輝くために」
     11月 公開講座  「現代版桃太郎~女も男も自分らしくありたい」
   11月 フラッシュモブin山形 NewYorkスタイルダンスで、心と体を解き放とう!
   11月 米沢短期大学ジェンダー論「大切な人を傷つけないために~デートDV予防」

   
      

性教協サークルの講演会

3月3日日曜日 ‘人間と性‘教育研究協議会の山形の性教協サークルの総会&講演会が行われます。
エンパワメント山形の今野もこのサークルのメンバーです。

「心と体を大切にすること」の一つにきちんと自分の体のことを正しく知ることが重要です。

今回は、ちゃんと行われることのほとんどない、男子の性の学習です。

場所:天童市健康センター(駅西5丁目2-2) 2階健康ホール

時間:10:35~12:00  模擬授業 中学校の養護教諭が行う「恋愛って何?」
    13:10~15:10 「男の性に学習の光を!」~男が変われば関係が変わる~
                講師  村瀬幸浩(人間と性、教育研究協議会幹事)

    15:10~山形サークル総会  

申込み:このブログからでも。
     さとこ女性クリニック  FAX 023-687-0773まで、

2013年1月16日水曜日

高校3年生に「対等で尊重し合える関係を」デートDV防止プログラムを提供してきました。

3年生120名あまり。
生徒や先生に会話(ロールプレイ)をしてもらいながら、グループで話し合ってもらった、意見を聞いて回ったりして行ったワークショップでした。

今野が一方的に話すのではなく、生徒自身も発言したり、考えたりしてもらいながらなので、自分のこととして気づける時間となりました。

対等尊重しあう関係とは?
DVの関係とは?
具体的な高校生のデートの様子をDVDで見ながらでしたので、真剣に見てくれました。

今回強調したのは、

お互いが気持ちや意見を言えるような関係は、より親しくなれるし、ハッピーでいられるということ。
しんどい時や悲しい時は、気持ちは抱え込まないで、言えたらいいねということ。

暴力という手段を選んでふるう方が100パーセント悪いということ。

暴力以外の方法で、人といい関係を築けることを学ぼうということ。

SEXはルールとマナーを守れる大人としての行為であること。
ポルノや漫画、雑誌が描く性的な描写のたぐいは、人としてのSEXではなく、性暴力だということ。

参加した生徒たちは、照れもあり、積極的な発言は少なかったけど、聞いてないふりをしつつも大事なところは真剣に聞いてくれました。
お疲れ様~!ありがとう。

2013年1月14日月曜日

私として輝くための講座  開催

場所:山形市男女共同参画センターファーラ(山形駅西側)
     5階視聴覚室
時間:午後1時半から3時まで
(その後4時まで交流会として質問がある人の対応などしたいと思います)
参加費:500円
対象:女性ならどなたでも
女性が結婚し母となると、だれだれのお母さんという立場に縛られすぎて、24時間母をしていないかな?くたびれちゃうよね。

時には、妻でありたい。

夫婦の時間もほしい。

夫は子どもが生まれると、母としてしか見なくなるなんて言うのも悲しいね。

母になった女性も母親ばかりしていないで、妻でもあり、
自分の親の娘でもあり、

そして、自分という一人の女性、私であることも忘れないで....

母になっても嫁になっても、妻になってもそればっかりじゃなく、仕事も社会活動も、自分の好きなことも、そういったことに費やす時間も、できれば、なくしたくはない。

いろんな顔を持って、自分らしく生きていこう!

2013年1月10日木曜日

繰り返される大人から子どもへの暴力

今、ばかばかしいくらい当たり前の事がわかっていない大人が多いということに、ちゃんと向き合うべきだ。

人は「だれでも、平等で尊い」ということ・・・・わかったつまりでいてもよーく考えると差別している
という事実。

なぜ、子どもに対しての指導は暴力が多少あってもいいという認識なのか?
では、ちゃんと生徒を指導できない先生は叩かれたり殴られたりすればちゃんと指導できるようになるというのか?

大人は自分の身になって考えよ!

軍隊まがいではないか?

2013年1月8日火曜日

体罰で自殺?

大阪の高校で、バスケットボール先生の夜体罰が原因で自殺か?という報道がされている。
子どもの人権を無視した指導である。

昔の軍隊のようなことが教育に必要と思われていた時代は終わったのだ。

しかし、今なお体罰を容認する大人は多い。

特にスポーツのしごきと言われるような虐めなのか指導なのかわからないような(指導という名の)体罰を保護者も容認していたり。

しかし、相撲界でも、自衛隊でも部活でも体罰や暴力が横行している現実はあるし、
それで、死んでしまったり、自殺したりということは以前もあったこと。
もっと大人が真剣に、子どもを人格を持ったひとりの人間として、
子どもの力を引く出すような指導を工夫するべきである。

強くするために指導することと、根性を鍛えるといったようなつもりで行う虐めまがいのことや体罰は、決して許されないことを肝に銘じるべきである。

2013年1月7日月曜日

日本に民主の種を蒔いたベアテ・シロタ・ゴードン 

ベアテ・シロタ・ゴードン さんがなくなった。



戦後日本国憲法を作るときに、女性の権利を
入れることができたのは彼女のおかげ。

ピアニストだった父の仕事の関係で、幼少期に10年ほど日本で過ごした。そこで、日本の女性に人権はないと感じたという。

戦後GHQ職員として再び日本に来て、憲法草案にかかわる。

24条の男女平等や非摘出子の差別禁止など当時の日本ではとても急進的な案を憲法に入れることができたのだ。

彼女のことはあまり知られていないのではないか?
私も市民活動を始め男女共同参画社会のことなど学び始めて、8年ぐらい前に、初めて知った。

学校でも教えていないのかな?

歴史上大切な役割をしてくれた日本人も外国の人のことも、もっと知って、これからどうこの日本社会をどんな方向に持っていくか?政治家だけでなく、それこそ主権は国民になるのだから、一人人r考えていきたいものだ。



2013年1月5日土曜日

暴力の被害者は、大変な中を生き延びた輝ける力を持つ星さん」

DV、虐待、いじめなどの被害者は、

被害にあった部分があってもその人をトータルに見て、

被害にだけ焦点を当てるのではなく、
今は力をそぎ落とされたから大変だけど、これからは輝いていける人。

そんな思いを込め、星さんと呼ぼう。

星さん・・・・
あなたは悪くない。
暴力という手段を選んで、あなたにふるった加害者が悪い。

人は誰でも安心して、自信を持って、選ぶ自由の権利を持っている。

2013年1月4日金曜日

「あなたは大切な人」ワークショップの感想

中学生1年から3年生まで大人数だったので、体育館でパワーポイントを使い、生徒、先生に寸劇をしてもらい、4人グループで話し合うなどを取り入れたワークショップを行いました。

伝えたかったことが伝わっているような感想をいただきうれしく思っています。
子ども達の素直さ、感性の鋭さは、大人も見習いたい所です。
少し紹介します。

①「あなたは大切な人」について

 本当にそんなことを言ってくれる人に出会いたいです。

この世界には生まれてきていけなかった人などいないと思いました。

一人一人、違うところがあって当たり前だし、大切な存在だと思いました。

今野さんが言われたように、人に上下はないし、一人一人尊重しあえば、いい関係が築けるはずだと思いました。

「あなたは大切な人」と言われたことがなかったけど、今日の話を聞いて、自分はかけがえのない存在なんだなあ、周りの友達もそうだなあと気づきました。

2013年1月1日火曜日

新しい年の幕開け・・・・

朝日が差し込んだ明るい元旦。
素敵な予感。
しっかりと両足で、大地を踏みしめるという感じで、朝日にあたろう!

暖かい太陽のエネルギーをもらったら、体の中にエネルギーが満ちてくる。
そんな自分を想像し、ほら、ほっこりと、ほんのりと自信が生まれる。自信を取り戻せる。

今のあなたが素敵だから。そのままで・・・。



人との関係のごたごたやできないことに集中してしまい、傷ついたり、腹を立てたりするのをちょっと置いといて・・・。

そこにエネルギーがとられるから・・・

だから、新しい年の幕開けは、自分のいいところ、できたところに集中して、自分のやりたいを見つめよう!

もっと輝けるはずだから・・・・!今、自分ができること。
それをやってみる!