2012年6月30日土曜日

高校でのデートDV防止プログラム・・・感想から

まだ、頭が柔らかい高校生に人との「対等で尊重しあえる関係を考える」ワークショップができるということは、これからの彼らの人生においてのとてもいい判断材料となった。

感想のほとんどは、彼女、彼氏にかかわらず、いろんな人との関係において、自分の気持ちや意見を言えるということ、対等で尊重しあえる関係ってとても大切だと理解したものが多かった。

「いやなことはいやだとはっきり言うことの大切さがわかった」
「DVだと思っていなかったこともDVなのだとびっくりした」
「勝手にメールを見たり消したりすることはDVだと確認でき良かった」
「とてもためになった、知らなかったことがわかってよかった。自分のこれからの人との関係にいかしたい」など・・・・

2012年6月27日水曜日

対等で尊重しあえる関係の延長にあるSEXは、素晴らしいこと

SEXは、大人としての行為であり、新しい命が生まれる行為です。
お互いが望み、最もプライベートなところを許しあう、最も深い親密なふれあい、コミュニケーションのひとつです。

それは、大人としてのルールとマナーが守られていることが条件です。

お互いを大切に、いつくしむ気持ちを持っていることと、対等で、尊重しあう関係で、かなうものです。

「大切な人と対等で尊重しあえる関係を考える」ワークショップで言い足りなかったこと

大切な人とあなたはどんな関係を築きたいですか?
その問いかけを中心に情報を提供し、一緒に考えた。
その一つに「別れに同意はいらない」ということもお話ししました。

これは、いい関係を築くには、お互いに安心していられること、相手の気持ちや意見を聞き、自分の気持ちや意見もいえるという関係です。

別れたくなったら、その気持ちももちろん話せたらいいし、お互いに、話し合ってお互いを理解しようと努めてほしいのです。

悲しいし、混乱するかもしれません。

2012年6月26日火曜日

さくらんぼ泥棒

農家の畑で、腹が減ってついつまんで食べてしまった人の新聞記事。
もちろん盗み食いはよくないが、所持金もなく、住所不定、住むところもなく、フラフラと歩いてきたはての行為。
しかも「なにしった」と言われ、すぐに「悪かった。腹が減っていて」と力なく答えたという。

「被害を最小限で食い止めお手柄」という文面だったが、何かすっきりしない。

さくらんぼ泥棒は、トラックで大量に盗む事件もあり、神経をとがらせているだろう。
しかし、指摘されすぐにあやまり、見つかって押し倒して逃げたわけでもなく、罵倒したり、捨て台詞をはいたわけでもなく、盗んでそれを売って金もうけしようとしたわけでもない。

腹が減って数粒たべただけの素直な66歳を警察に通報し、新聞記事もこのような文面で書くなど、人として、あまりにも人情がなさすぎないか?

2012年6月22日金曜日

楽しく進行したデートDV防止プログラムの授業

高校生たちも先生方も、それぞれの役になりきってのロールプレイ(セリフのやりとり)に拍手喝采!皆さんの協力で、楽しく時間が過ぎました。
話す内容は結構シビアで、真剣なのですが、リラックスしながら学べて、それぞれが自分なりに考えてくれたと思っています。

恋人とどういう関係を作るかはあなた次第なのだよ。
世間にあふれている、いわゆる恋人同士はこうあらねばならないなんて言う従属的な恋愛観に左右されず、それぞれのカップルが、それぞれに自分たちが居心地いいように、一緒にいてリラックスできて、楽しい時を過ごせる素敵な関係になるために、自分の頭で考えてほしい。

2012年6月21日木曜日

恋人との関係を考える

山形市内の高校3年生に、デートDV防止プログラムを提供します。
単にデートDVをしないようにということではなく、自分の大切さを知り、人とどう関われば、自分も相手も傷つけず、素敵な関係でいられるかを一緒に考えるものです。

高校生が、最も関心のある恋人との関係に焦点を縛り、身近で分かりやすく学んでもらうために、ロールプレイ役割を決め、セリフを話して演じてもらったり、高校生カップルのDVDを見たりしながら、具体的な事例も上げていく授業(ワークショップ)です。

DVの本質を知り、早いうちに気づき、暴力的な関係や、DVの加害者、被害者にならないようにするための大切なチャンスです。

正しい知識がないと、暴力的な関係に巻き込まれてもそれに気づけなかったり、抜け出すことが困難になります。

若い人たちに頭が柔らかいうちに、人との関係を考えるチャンスを提供したいものですね。

後ほど、報告もします。

2012年6月14日木曜日

エンパワメント山形へのアクセス

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 FAX  023-688-6832

        メール    empowerment.y@gmail.com


              



2012年6月13日水曜日

デートDVに関する疑問質問に答えて


*メールをすぐに返さないと怒られる。いろいろ聞かれて答えないと不機嫌になる・・・・・。

好きだから束縛するの?  
違うんじゃない・・・・・自分の思いどうりにしたいだけじゃない?

交際相手(親子、友人、ほかの関係でも)からの束縛を当たり前のように思っている人がいる。

また、その程度が少しづつなので、縛りが強くなり、はたから見て明らかにおかしいことと思っても本人は、あまり気づかないで、ひどい状況にまでなってしまうこともある。

2012年6月7日木曜日

デートDVの関する質問・疑問に答えて

さてデートDV防止プログラムを実地していますが、その中で、多い質問について、仲間の意見も参考にしながら私なりに答えていきたいと思います。

*束縛はよくない デートDVにつながるというけれど、全然束縛されなかったら、私のこと本当に好きではないのかなって思うけど・・・・(高校生女子)

「こころ・からだ・大切にする時間」 ファーラでも始めました。

6月から第1水曜日には、山形市男女共同参画センターファーラ4階会議室にて、
「心・体・大切にする時間」を開催することにしました。
こちらの時間は午後3時から5時まで。時間と場所をずらし、多くの方が参加しやすいように活動していきます。
そして第2,4水曜日、午後5時から7時までは、県の男女y行動参画センターチェリア2階託児室で行います。
どちらか都合がつく方にご参加くださいね。