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2012年12月29日土曜日
子どもオンブズパーソン…なんて素敵な取り組みだろう
子どもの権利を守るため、日本でも「こどもの権利条約」が1999年に批准された。
間もなく兵庫県、川西町で、「こどもの人権オンブズパーソン」が設置された。
子どもの訴えに寄り添って、解決へと導いていく、必要があれば、関係者から聞き取り調査をして、適切でないと判断すればやめるよう先生や学童クラブの指導員などを指導する。
また、子どもの指導者に「子どもの権利を侵害する指導を行わないよう、子どもにも存在する権利を知る研修を」求める通知を市長に出すなど、
子どもをチキンと人格ある存在として尊重している取り組みだ。
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2012年12月26日水曜日
年明けて、1月16日に高校でデートDV防止プログラムを提供してきます。
若い人たちのデートをするような関係で、対等でなく、
一方が一方を支配するような関係をデートDVという。
結婚しているわけではなくとも、知らない間にDVの関係
になってしまうと、なかなか抜け出すことは容易ではない。
高校生に、早い段階で、その付き合いは、お互いを幸せにするものかな?
お互いが対等で、尊重しあえるものか?
ドラマなどで描かれる恋愛像に、ただ単純にあこがれやすい若い人たちに
現実の付き合いは、どういうことかを考える機会を与えたい。
人を好きになることは素晴らしい。
それが、ハッピーであるために、自分も相手も大切にできる付き合いを考えよう!
そして、彼女彼氏との関係にとどまらず、いろんな人との関係も考えるきっかけとなる学びである。
活動内容
心と体を大切にしながら、自分らしく生きることをめざして・・・・。
1、講座、ワークショップの開催、出前講座を行っています。
*デートDV防止プログラム・・・人権意識をはぐくみ、男女の対等で尊重しあえる関係の学び
*自分で自分の心と体を守れるプログラム・・・理不尽な事や暴力からどう自分を守っていくか
*傷ついた心をケアするプログラム・・・記述式のワークシートを使って、自分を見つめながら
回復へと導く
*命、人権の学び・・・・自尊感情をはぐくみいじめ、パワハラセクハラなどをなくすために
2、個別に学びたい人のために・・・一人でもお友達や仲間数人とでも
*学んでほっこりカフェ
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2012年12月19日水曜日
いじめ問題の解決のために
メディアによるいじめ報道のスクープ。
あまり騒ぎ立てないで、思う。
もっと解決に向けたものや希望が
感じられる報道をと願う。
いじめはいけない!…それはそうだけど、
ただ、そういって、その現象
だけを取り締まるようなやり方は
だんだん見えないところに
陰湿なところに追い込んでいくだけ。
ますます、子ども達をいい子に追い詰めていくだけではないか?
なぜ、いじめたくなるのか?なぜ、大人に反発するのか?信用できないというのか?
悪いことだとわかっていながら、自分を卑劣なやつだと思いたくないけど、してしまうせざるを得ない気持ち、行動、そこには何があるのか?
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2012年12月16日日曜日
女性を生かせる社会を!
国際通貨基金(IMF)の専務理事
クリスティーヌ・ラガルドがNHKのテレビに出て
「女性が日本を救う」Weman save Japan!
と言った。
使われていない女性の能力を社会に向けることで
日本を活性化する。
女性たちよ。もっと自信を持て。
すでにたくさんの持っている知識を発揮していい。
それを生かそう!
知識を得て自信をつけよう!そういうチャンスをくださいといおう。
チャンスをゲットしよう!
エンパワメント山形の活動を通じて、感じていること。
なんと多くの女性たちが暴力のもとで力をそがれ、
耐え我慢を強いられる生活をしていることかが見えてくる。
優れた能力を持っているのに、それを発揮することを阻むものが多くありすぎる。
能力を生かせないまま、自信を失っていく女性たちが多いこと。
その女性たちが当然持っているはずの安心、自信、自由を取り戻せる社会でなければ、日本は女性の能力を無駄にしているだけなのだ。
暴力の被害で苦しんでいる人を救うところから暴力の連鎖を断ち切ることへの長い道のりが始まるというのに・・・・。
日本社会は、男女平等か?
否!まだまだ不平等。
世界経済フォーラムがまとめた
男女格差報告によると日本のランキングは
101位。
特に政治の世界では最も低く、110位。
最も高いのが健康で、34位。日本は医療技術が優れているし、健康診断を受ける人も増えているし、この面ではうれしい。
最近の若者が男は仕事、女は家庭という役割分業に対してこれまでと違い、反対が減っているという。
内閣府今年の調査結果。20代では賛成が増え50パーセントという。
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2012年12月11日火曜日
高校生にプログラム提供。加害者が100パーセント悪いこと。
パワーポイントとホワイトボードを使い、グループで話し合いをしてもらったり、感想や意見を聞きに生徒たちの間を歩いたりしながらのワークショップ。1時間半があっという間に終了。
プログラムの中で、「暴力を選んでふるった加害者が100パーセント悪い」という点について述べてみたい。
暴力行為はいけない。犯罪だ。ということは多くがわかっていること。
なのに、だれとだれの間の暴力か?によって、なぜ、その行為にたいして、仕方がないとか、被害者にも問題が…となってしまうのだろう。
いじめ問題、DVの被害者、知っている人からの性暴力、指導者と指導される側の体罰・・・
知っている者同士、身内、家族の間の暴力は、両方に非があるようにとらえられやすい。
そうだろうか?
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2012年12月8日土曜日
高校生に「大切な人と対等で尊重い合える関係」を考えるワークショップ
雪が降る中、高校2年生に提供してきました。
あなたの大切な人はだあれ?
彼氏彼女に限らず、友達や家族やいろんな人との関係を考えるきっかけになったと思います。
レジメを紹介します。
1、対等で尊重しあえる関係と逆になるものがデートDV
恋愛をどうとらえているか?
基本的人権・・・自分の心と体は自分で守る
2、ある高校生カップルの例
暴力の種類
3、DVをもたらす社会的要因
従属的な恋愛観 力で支配し暴力を容認すること 男女らしさのこだわり
4、新しい価値観を学ぶ
個人を尊重できる恋愛観 非暴力と自己決定権 自分らしく
人は誰でも人として尊重されていい。みんなハグクマさんのようにハグして、あったかさを伝えていきたいね。
暴力を選んでふるう人は、暴力を学んでしまっている。もしかしたら心が傷ついているから。本当は、誰かにしっかりハグされたいのかもしれないね。
2012年12月6日木曜日
中学校で「あなたは大切な人・・・命の学習」行いました。
自分に肯定感を持つことで、人と支えあえる関係ができることを理解する
全生徒対象だったので、パワーポイントを使い、ロールプレイも混ぜながら1時間半行いました。
レジメを紹介します。
1、気持ちの大切さ…気持ちを飲み込んでいないかな?どんな気持ちも大切。
2、いじめ、暴力は心と体を深く傷つける・・・不自由、無気力、選択肢がない状態
3、自分の安心、自信、自由を守ろう・・・自分で考え、選択して、責任を取ることを学ぶ
4、自分を守ることは友達を守ることにつながる
5、あなたはとても素敵な素晴らしい存在
彼と彼女のストーリー
レジリエンスの講座で、ストーリーを考えるものがあった。
特に若い人たちは、自分のまちがった考え方に気づき、大切な人といい関係でありたいと願い努力すれば、DVの加害者被害者にならなくて済む。
ここで、エンパワメント山形が少し、アレンジしたものを紹介しよう。
高校生カップルがいる。ケンタはサッカー部のキャプテンで、女の子にもてる。だからコクられた(告白)時はユウカはとてもうれしかった。こんな彼と付き合えるなんて幸せ。
何度かデートをするうちに、時々やり取りがしんどいなと思うことがある。初めは楽しかったけれど、ユウカが「今日は友達とカラオケ行くから一緒に帰れない」というと急におこりだし、カバンをユウカにおもいっきりぶつけてきた。
さて、その後どう対応するか?で別れていく。
1、ケンタが「ふざけんなよ、彼氏が優先だろ!」と怒鳴ったことに対して、ユウカはどうするか?
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2012年12月3日月曜日
レジリエンスの研修に デートDV防止
12月1日は、東京で研修を受けてきました。中学生、高校生、大学生に具体的なストーリーで考えてもらうワークショップや避妊をしてもらえなかった彼女のその後・・・など、自らその立場になって考えるプログラムもありました。
DVだけでなく、いじめや虐待、セクハラ、パワハラも力の差を利用して相手を支配するという点で、全く同じ。
そして力のある相手に対して無力にならずに、できることはあると勇気づける人権意識を根本に持つ、エンパワメント山形のグレードアップしたワークショップをさらに多くの方に提供していきたいと思っています。
講演の依頼はDV防止に限らず、「命の学習」として中学生や小学生向けにも行っています。
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