2013年1月30日水曜日

体罰で、けがや自殺につながる事は、体罰ではなく完全な虐待

子ども達に、「命の学習」が必要だといわれている。
虐めの問題をなくそう。

自殺しないように。(我慢する力も必要だ)

親や教師にけがをさせたり、
殺してしまうような事件。

10代が犯罪を犯す。

そんな事件があると、少年法を変えてもっと厳しくという。
益々、子どもを追い詰めるようなことをする大人たち。

でも、よく考えてほしい。


子どもに「命の大切さ」を言うのなら、大人たちがまず、子どもを大切にしているか?
が問われるだろう。

大人たちは、「こどもの言うことだから」「こどもなんだからいうことを聞きな」「どうせ子どもでしょ」

こどもの権利を教えることなく、どうせわからないといった見下げた考えを持っていないか?を問いたい。

この国の政治家は、少子化対策と言っておきながら、本当に子どもや女性たちを尊重して、政策を考えているだろうか?

まだまだ、女性のくせにといった声を聞かれる社会だ。

社会での立場の弱い者の視点で見よう、考えようという価値観を持っているだろうか?

子どもへの虐待も、「しつけ」といえば聞こえがいい。
ちゃんと「しつけ」をできないから暴力に頼ってしまうのが現実だろう。
そしてそれは「しつけ」にならないどころか暴力を教えているし、連鎖させている。
大人から子どもへの虐待に他ならない。


今、問題になっている体罰も、同じだ。

体罰といえば聞こえがいい。

しかし、報道される内容を知れば知るほど、単なる暴力、自分に逆らう者に対する虐待に他ならない。

暴力は暴力しか生まない。

そして、だれもが人として尊重される社会。
それが最重要課題にならなければ、「命を大切に」の社会はどこに行ってしまうのだろう

いのちを大切にできる社会になるために

私たちができることを、やっていこう。

ちゃんと暴力被害をまずは訴え、被害者が声を出せるよう周りが支えることである。

エンパワメント山形が目指すことはそこにある。

そして、支えあって、自分を取り戻し、自分の力を引き出して、輝いていけるように。

3月9日午後に、公開講座が行われる。

多くの参加をお持ちしています。




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