2011年12月29日木曜日

エンパワメント山形 今年最後の盛り上がり会義の報告

夕べ28日は、エンパワーメントを目指す女性が集まり、夕食デザートをいただきながら遅くまで語り合った。
1999年に男女共同参画基本法ができてからわずか10年余り。
ほんの少しづつ、対等になりつつあるのだろうが、
相当努力や苦労をして、チャンスにも恵まれた1部の人のみの女性が社会的に地位を得つつあるというのが、正直な実感。




それゆえ、女性は、男性以上に、勉強をし、差別に負けず戦い、努力してきた人たちが、道を切り開いてくれた。
そのあとを私たちは、歩いている。さらに若い世代は歩いていくのだろう。まだまだ、油断は禁物だ。

自分の能力を生かし、磨き上げてきた女性たちに、男性であるというだけで、なんとなく優遇されてきた人にとって、脅威でもあろう。
容赦ないバッシング。
これからは、女性とか、男性とか関係がなく、それぞれの能力を伸ばし、生かして生きていける社会でありたいものだ。
しかしながら、この社会は相変わらず、女性だもの…・男性だもの・・・・と分けたがる。

山形は東京などに比べ、さらにその意識は遅れている。切実に、参加者からは、その差別や理不尽さにしんどい思いをした体験が語られた。

なぜ、仕事の同期が、男性というだけで、地位が上がるのか?
なぜ、性被害にあうと女性だけが責められるのか?
なぜ、女性だけが男性に扶養されなければならないのか?
なぜ、女性は結婚したら、家事、育児に専念しなければいけないのか?
なぜ、女性は、見た目、家事能力重視で、それ以外の能力や個性を問われないのか?
そして男性には、当然ながら、多くが、経済力が問われる。家を背負わせられる。社会的地位を.....

女性が24時間電話でき、サポートしてくれるシェルターが必要だ。

従来の当り前といわれる価値観をもう一度、人としての尊厳、人権尊重(理屈だけではない自分の存在の大切さ)、自己肯定感の視点で、問い直して、新しい生き方を誰もが模索し、男女に限らずいい関係作りを目指していく時代になってほしいと切に願う。
実現することは、容易ではないし、理想であるけれど、その理想を追ってそうありたいと個人的にも思う。

私が学んで、エンパワーメントされたように、新しい価値観や人権尊重の立場から、自己肯定感を育んでいける視点からの関係性や、生き方を探るべく、エンパワメント山形として、できることをしていきたいと思った。

「心と体を大切にして生きる社会を目指す取り組み」がいろいろある中で、エンパワメント山形としてできること。

皆さんからの要望などありましたら、ぜひ、聞かせてください。

2 件のコメント:

  1. 先日はどうも!
    あのような場を設けてくださって
    ありがとうございました。
    久しぶりに歯に衣着せずに?
    いろいろ語った気がします。
    でもまだまだ話したいことは
    たくさんあるような気もします。
    ことしもどうぞよろしくおねがいします!

    また今度新聞持ってくね~
    長崎’S より

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  2. コメントありがとう!
    自分の思いや考えをありのままに出し合える女子会。
    また、開催しちゃいましょう。

    それぞれその人がいま、できることをしている。
    これから何ができるかを考える。
    ことしもいっぱい素敵がありますよに!
    みなキラキラ輝いて!

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