2011年12月12日月曜日

つぶやきホットサロンに参加して

12月10日土曜日の午後。市民活動支援センターのサロンにお邪魔しました。参加者は後から来た人も含め10人ほど。それぞれ自分の思うことや気になることを話し合いました。

エンパワメント山形の活動についても話をさせていただきました。

自分で、自分の心と体を守っていい、守れる人になろう!
だれもが持っている大切な人権、心のレベルでいうと、「安心」「自信」「自由」であることなど、人として大切な人権についての話をしました。

子どもの人権条約は、もう10年以上前に日本も施行しているのに、肝心な子どもには、ほとんど教えていません。私たち大人も、自分を大切にしていい、一人一人かけがえのない存在だという人権教育はほとんど受けていません。

そして、安心、自信、自由が奪われそうになったら守っていいということや、こうやって守れるなんて言うことも教えてくれませんでした。

CAP(子どもへの暴力防止プログラム)は、子どもにも分かりやすく、人権や身の守り方を教えてくれます。この活動を長くした経験をもとに、女性に対する暴力、人と人とが暴力的な関わりでない、対等尊重なかかわりを学べるようなプログラムをエンパワメント山形では提供しています。
自己肯定感を高め、自分らしく生きるために。

サロンの参加者には年配の方もおられましたが、真剣に耳を傾けてくれました。
こういったことは今まで言ってくれる人がいなかった、子どもの時に知っていたかった、いじめや理不尽な目にあっても自分が悪いのかと思ったり、どうすることもできず、人への信頼感がなくなったり、自分に自信が持てなかったりしてしまうことなどの話が出ました。

心を守るには、人と対等なコミュニケーションをとることや、適切な境界線・・・バウンドリー・・・相手によって柔軟に変えることができ、状況によってうまく境界線を引くことが大切です。
聞かれたくないことやプライベートなことを聞いてくる人には、「これ以上は話したくありません」と言って自分を守っていいのです。

また、相手を尊重しながら、自己主張するアサーティブなど、人とのかかわりが薄くなっている現代社会だからこそ、学ぶ必要があるのです。

人といい関係を作れるように、また自分の心と体を守ることができるように、これからでも学びたいという人もいました。

暴力事件に巻き込まれないために、体を守る護身術も知っておくと安心につながります。

一緒に、人とのいい関係つくりを学んで自分に安心と自信と自由をもたらしましょう。

そんな話をしてきました。

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