2012年2月15日水曜日

高校生に男女の対等尊重な関係を学ぶプログラムを実地します。

来週に、高校3年生にデートDV防止プログラムを実地します。
単なる男女の関係に殴るけるなどは、ダメということの話ではありません。
自分をかけがえのないものと感じ、自分の安心、自信、自由が奪われされそうになったら、「NO」といっていい。自分で自分を守ることができる、自己決定を行使でき、相手を思いながら自己主張できる、主体的に生きていける大人になってほしいと願う人権教育です。

生徒たちにロールプレイをしてもらいながら、考えたり、話し合ったり、DVDを持て映像として学んだりしながら、身近に自分たちの問題として興味深く、学べるものです。

恋愛関係とはそもそも嫉妬や束縛がつきものだという古い概念から抜け出しましょう。

これから生きる若者には、新しい価値観を、自分を大切にしながら生きていけるようにエンパワーメントしたいと思っています。

対等尊重な理想的な恋愛関係は、相手の顔色をうかがいながら付き合うものではなく、相手に合わせてご機嫌をとるものでもなく、自分のプライベートや行動を縛られても仕方がないというものではないはずです。

自分の安心、自信、選択肢の自由、自己決定権などがあり、成長していけるものでありたいものです。

1、お互いにいやな時はいやといえること、相手のいやを尊重できること。話し合いができること。
2、二人の関係は二人の努力によって続くもの。どちらかが別れたいなら、2人の関係は終わる。
話し合いもできないような関係では、別れるのに同意はいらない。
3、二人だけの世界にならず、それぞれが自分のためにも活動できる時間もあること。

DVの構造や本質を学ぶことで、被害者加害者にならないで済むように、成長し、主体的に生きていけるように、人権教育でもあるエンパワメント山形のデートDV防止プログラムを広げていきたいと願っています。

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