1989年に国連で採択された条約を日本が批准したのは、5年後の1994年。
しかし、その存在を日本の教育では子どもたちにきちんと教えていない。
学ぼう、自分から、子どもたちよ!学ぼうと思ったら、ネットでも調べられるよ。
兵庫県川西市には、子どもオンブズパーソンがいるよ。
東日本大震災で、恐ろしい体験をし、身近な人を失った、しんどい思いを抱えている子どもたち
大人を頼らなければ生きていけない子どもたちは、安心して自分の思いや要求を表現し、聞いてくれる大人の安全地帯が必要なのに、
生活の再建に汲々とする大人を前に、多くの欲求をひっこめるしかなくなって我慢するしかない、苦しんでいるかもしれない。
しかし、中にはたくましく生き延びた子どもたちもいる。
でも、じゃ震災がなければ子どもたちは安心かというとそうでもない。
当然持っている権利についてさえ、きちんと教えてもらえないのだから・・・。
子どもたちはおかしいと思っていても何も言えずにいるのだ。
大人が声に耳を傾けよう!
「体罰がまかり通っている部活」
「受験に失敗すれば、人生やり直せないのではないかと思う恐怖」
「ありのままの自分を受け入れてくれない親」
「周りを気にして、その時々に合わせて自分のキャラを作って生きざるを得ない」
「周りに合わせて、同じように目立たないようにふるまうしかない」
「身近な大人に理不尽な目にあっても訴えることができない」
2011年10月5日、子供の権利条約に基ずく第3回日本政府報告者審査の際、子どもの権利委員会の子どもたちの声だ。
私たちの街の子どもたちも同じようなことを思っているだろう。
そして何より伝えたい「性の自己決定権」
自分の体のこと、性のことをきちんと学んでいないから、性行為の低年齢化や10代のエイズ感染者の増加に歯止めがかからない現実。
性、生殖、健康に関することを教えてもらう機会もない、だからそれらのことに無頓着になっている子どもたちは、主体的に自分の人生を歩いていくことができるだろうか?
チャイルドラインの相談で最も多いのが人との関係。
孤独で、自己肯定感が低く、浅く広い人間関係しか持てないとしたら、悲しいことだ。
子ども自身が、自分の足で、人生を歩んでいけるように、まず大人たちが、自分たちが学んでこなかった人権というものを、子どもの権利条約を学ぶことから始め、子供たちの未来のために、新しい価値観を進んで、受け入れていこう!
まず、自分から、学んでみよう。
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