2012年2月3日金曜日

デートDV防止プログラムについて

若者に伝えたいカップルの素敵な関係。

お互いに成長しあい、いい人生を送れるように。

喧嘩はしてもDVはしない。

嫉妬はしても気持ちを伝えあって、信じる気持ちを持つ。

離れていくのを脅してそばにいさせるのではなく、自分を高めて好きでいてもらう努力をする。

長く寄り添って生きていくようになると、本当にかけがえのない、なくてはならない存在に!
年を重ねてたくさんの思い出をつくり、一人でいる時も一緒にいる時も輝いて生きていけるなんて、素敵!
そんな人との絆を作ってほしい。

さてプログラムでは、従来の古い価値観や偏見に気づき、新しく互いに尊重、成長できる価値観を学ぶことに重点を置いている。

1、そもそも恋愛、付き合うことをどう思っているのか?
従属的な恋愛観を持っていないか?

一人一人が独立した人権を持った個性的な人であることを忘れ、カップルになるとスクランブルエッグのように、気持ちも意見もごちゃごちゃにし、上下関係になり、相手を従わせていないか?
 いうことを聞く、従う、言いなりになる関係は愛ではない。奴隷と主人の関係だ。

2、暴力をたいしたことないと思い、強いほうが力で、従わせるのを当然としていないか?
 力があるほうは、いばっていいのか?力のないものは、いつも機嫌をうかがうのがいいのか?
  本当なら力(知恵)があれば、弱いほうを思いやり、気持ちや意見に耳を傾けるのが本当の力(知恵)のある者だ。工夫も努力もしないものが暴力を使うのだ。

3、彼女、彼氏の役割にこだわっていないか?
  男女平等の世界はどこへやら。男なら、こうあるべき、女ならこうあるべきと上下関係を作りやすくなっていないか?

社会にあふれる間違った価値観。
自分の人生を生きるために、どれを選んで生きていくか選択できるように、若者に正しい知識と生きる力、自分の心と体を守れる力をつけていこう。

これから生きる若者は、一人一人が主体的に生き、自分の食い扶持ぐらいは自分で稼ぐ。
身の回りのことぐらい、自分で食べる飯くらい簡単でいいから作れる。

一人でも生きていける力を持った主体的な人生を送る人が、二人一緒に暮らせたら、互いの足りないところを補い合って、支えあって生きていける、素敵に過ごせていけるのではないですか?

子ども、若者に力を!
それがデートDV防止プログラムの大きな目的。



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