2013年12月2日月曜日

山形でも起きている交際相手への暴力

新聞に載ったものは、ごく1部であろう。

9月23日朝日新聞に載った記事。

「山形市の男性53歳が、交際相手の女性34歳に、

わき腹をけり、はずみで、頭を打ち付けて怪我」という記事があった。

どんな理由があって脇腹をけるというのだろう?

しかも自分より力が弱いであろう女性に。
遊びに来ていたという女性に。

記事からでは、それがデートDVにあたるかはわからないが、交際中の男女が暴力的な関係にあり、けがを負わせるということは珍しくないのだ。

そして多くが、告訴もしないから事件にはならない。
刑事責任も問われない。

「お前が怒らせるから悪い」と言って加害者はその責任も罪の深さ、相手をどれだけ傷つけたかも認識することなく、悪いとも思わず、すごしてしまうことになる。

そして多くの被害者が「自分がもっとこうすれば、言うことを聞いていれば」とますます支配的な関係に陥る可能性が強まるのである。

被害者は悪くない。ただ、同じようなことが起きないために、今後どうしたらいいかを考える必要はあるかもしれない。

人との対等で尊重しあえる理想的な関係を築く努力(この相手とはそれができないと思ったら離れることも含め)は必要であるが、言いなりになることはないのである。

2人が暴力的でないいい関係になりたいという希望があり、かなり努力しないと、そういった関係はエスカレートしやすいし、いつかは事件になってしまう危険が大きいと危惧せざるを得ない。

悲しいことに・・・・

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