2013年12月2日月曜日

12月8日の性教協の講演  若者の性

実際に毎日たくさんのメール相談を受けている上村先生のお話は、

若い人たちの実態をつきつけてくれるでしょう。

性の問題は、子どものころからきちんと科学的に、人権の一つとして教えてもらっていないので、私たちは、話題にすることが難しい。

まして、性暴力についても、口に出せないでいる。

これまで、どれだけの女性が、人としてのあたたかいいつくしみあうSEXを体験してきただろう?


歴史的に見て、男尊女卑の時代があり、少しづつ男性優位ぐらいになり、今は男女平等なんて言われているけれど・・・・

気づいていない、きづくことを許さない従来の考えや価値観が今も根強く残っていて・・・・

女性と男性が、尊重しあってのびやかに暮らせる日々が来ることを阻んでいる気がしてならない

性を人権の一つとしてとらえ、科学的に自分たち自身のこと・・・
命、からだ、性について正しく学ぶ権利を

奪っている日本社会・・・・・この国を代表する政治家の多くが、大人たちの多くが、学んだことがないゆえに・・・

なんと悲しいことだろう

暴力的な性や、いたずらに性を扱うものや、商品化するものに囲まれているこの社会で、

正しい科学的な性を教えなければ、どんどん、大切な性やセクシャリティが人権からとおざかっていくというのに・・・

私も含め、多くの大人たちがきちんと理解していない、人権やジェンダーについて

女性にも人権をという声からはじまり、言葉を獲得(DVセクハラ、性暴力など)して、これまでなかったことにされてきた事柄を明確にし、被害を明らかにしていった。

長い間の性別役割や男尊女卑の考えにより、女性と男性の考え感覚がかけ離れてしまっているのかもしれない。

男性にとって(これまで、今、いまだに)SEXは、強くなければならないもの、女性を征服(ものにする)するためのもの、支配するためのものという感覚があるのではないだろうか?

女性もまた、そういうものだト教えられ、疑問を持たなくなった。

しかし、人権意識が時代とともに少しづつ育っている中で(まだまだ十分ではないが、また、人によって大きな開きがあるが)

納得のいかない性差による差別や偏見、強引な肌の触れ合いやSEXに{NO]を言い始めたのだ。

戦争中の慰安婦の問題にもきちんと見直し、どこに問題があるのか、なぜそういう考えになるのかを深く検証することなく、やり過ごしてきたから、

相変わらず、今も政治家が、あれは必要だったなど言えてしまう・・・・とうてい人権がわかっていない・・・・

一緒に学ぼう~!
暴力的でないいつくしみあう人との関係を!

若者には特に伝えたい!



0 件のコメント:

コメントを投稿