2013年6月25日火曜日

AWAREデートDV防止プログラムフォローアップ講座に参加して、

AWAREの認定ファシリテーターとなり、5年になりました。

今年も全国から集まった仲間と学びあってきました。

デートDV防止のために予防教育として中学や高校でAWAREの仲間が(講座)授業をおこなっている地域はどんどん増えています。

結婚している間でのDVは3人に一人と言われている。
この数字は20年前をほとんど変わらない。

デートDVの被害を受けていると答えたのは、20代で、5人に一人。
まだ、被害だと思っていない人も多いので、精神的なものも暴力だという認識が広まれば増えるかもしれない。

デートDVという切り口からの学びですが、社会のあらゆる暴力の問題とつながっていて、改めて、こういった学習が、不可欠だと思ってきました。


またそう思い始めた学校も多くあります。
しかし、多くが問題があり、どう対応していいかわからなくなり、隠しようもなくなってから依頼されることもあります。

本当は予防教育だから、もっと早くにできればいいことですね。
そして先生方にも、実態や暴力の構造、対応の仕方を学ぶチャンスとなります。

今、学校現場では、いじめや体罰の問題も取り上げられていますが、それがまさにDVと関係があるのです。

若いうちに、早めに人との暴力的な関係は、自分も他人も不幸にするのだ!ということを学んでおくことは、すっごく重要なのです。

いろんな人とどういい関係を築くか?

人との対等、尊重しあえる関係。
そこには、だれもが人権、(安心、自信、自由)を持っているという認識が不可欠。
また、生徒たちの自尊感情をどう高めるか?にもつながっています。
いろんな人とどういい関係を築くか?


人との対等、尊重しあえる関係・・・考えて見たこともないという生徒もいます。

そこには、だれもが人権、(安心、自信、自由)を持っているという認識が不可欠。

また、生徒たちの自尊感情をどう高めるか?にもつながっています。

ところが、①社会になる力を持っているものが支配していいという間違った考えや、

「暴力は、悪い?」と聞かれれば「悪い」と多くが答えるのに、条件付きで、②容認する考え…それが体罰や虐待やDVを生んでいる。

③ジェンダーバイヤスによって、男性は、攻撃的に、女性は、従順になど、縛られ、それに沿うように生きることによるストレス。

④恋愛はこういうものというゆがんだ見方・・束縛や嫉妬は愛情が深いからのような・・・
こういったことを一人一人が自分の問題として考えるチャンスがあれば、学生たちが、社会に出て人とのいい関係作りにつながり、自分らしく生きれる社会を作っていけたらいいなあと改めて思いました。

そのために、少しづつでも多くの人に、暴力の問題は、他人事ではなく、自分の問題として学び、
すっきりして、楽しいことを心から喜べる生活をしませんか?

0 件のコメント:

コメントを投稿