2012年4月14日土曜日

元中学校教師が教え子にみだらな行為で逮捕

中学の先生が教え子にSEXをしていた・・・・はっきり言えばこういうこと。
2010年12月の話というから、当時は、33歳(男性教師)が13,4歳(?)の女児に対して、である。
どんな理由があろうと、これは明らかにレイプである。
当時、被害者意識がその子になかったとしてもレイプである。
いわゆるイケメンの教師が、・・・愛情表現?(子どもがその意味をよく理解していないのに求めたとしたら、もっと心と体を大切にし、大人になるのを待とうとその子に諭すのが愛情だろう)
イケメンで、モテたんだって・・・
そういう子どもたち大人たちの認識も問題だ。




新聞記事はほんの少ししか書いていないので、いろんな噂はあっても真相はわからない。
2年前のことをやっと被害届を警察に出したということである。それを受けて懲戒解雇処分になった。その後の取り調べて認めたので、逮捕ということらしい。

なぜ、2年後になってか?生徒が卒業するからか?保護者もわかっていたのか?生徒が言えなかったのか?先生方や生徒の中では知っていた人もいたというが?被害者は一人だけではない?

また、以前にも他の中学校で、セクハラやSEXの行為があったという話もあり・・・・・

それにしても、教員の世界(に限らないが)は生徒の安心安全より、教職員をかばう体質があるのではないか。
CAPの活動をしていた時も感じたことである。不適切な行為を行う教職員を、証拠がないからと、校長ですら適切な指導やどうしたらいいかわからないからと、そのままにしていて、さらに生徒に被害者を出すか、生徒の安心、安全を奪い、我慢を強いるのである。

自分を守るすべも知識もスキルも教えられていない子どもたちより、力があり、いいわけがうまく、ごまかしがうまいずるい大人たちをかばうなんて・・・・。

子どもを傷つける大人は必ずいるのだから、早いうちに、子どもに、自分の大切さ(人権意識)、すべを教えなければならないと思う。それがCAPのようなプログラムである。
「私の体は私のもの。
 いつ、どんなふうに、だれが触れていいのか、決めるのは私自身。
自分の安心、自信、自由を守っていい。守るスキルを伝えよう。
あなたにもできることはある」
それが大人の義務であろう。

子どものころに、学生時代に、知っている大人からSEXを強要された女性たちが、その後、どんな悲惨な人生を送っているかをわかっているだろうか?
それまでとまるっきり違う世界観になる場合が少なくない。
自分を含む誰も信じることができない、孤独感、孤立感、疎外感、人と適切な関係を作ることが困難。自分を、他人をさらに傷つけてしまう状態に追い込んでしまう精神状態。
仕方なく、風俗などの性産業に組み込まれている。それを利用する男たち。

もちろんそれを乗り越え、支えを受け、努力し、輝く人生を送っている人もいる!

噂話的に、興味本位に語るのではなく、被害をなくすために、子ども達への人権教育、科学的な知識、性的自己決定権を自分で、行使できるような教育が、求められているのである。

決して他人事ではないのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿