妻役割・・・身の回りの世話をする、気持ちよくしていられるように気を使う、自分が望んでいなくとも仕方なく性的要求に応じるなど。
嫁役割・・・当然のように姑しゅうとめに従うこと、世話をすることを強制される。この家ではよそ者と言われ、しかし、働き手として、現金を持ってくるか、家事を一手に背負わされるか
母親役割・・・経験も相談相手もとぼしい中で、当然のように子育てを背負わされ、子どもに何かあれば母親は何をしていると非難される。姑しゅうとめからは口出しされる
悪い点だけを取り出せば、このようになるが、程度はそれぞれ。
もちろん、人として、女性自身もポシティブに暮らしたい。
お互いに、悪いところだけにこだわらず、良い点も見つけ、せっかく家族となったのだから、それぞれが歩み寄り、それぞれが協力し合い、暮らしたい。話し合える家族なら・・・・。
これらのジェンダー役割が、男性に比べてちっとも平等でない。
母親が、子どもに攻撃的になるときは、プレッシャーに押され、1次的にコントロールを失うことであるという。暴力をふるった後は罪悪感や恥を感じる場合が多い。
しかし、父親は、自分の権力と自己を主張する必要を感じた時に他者をコントロールするための手段として攻撃的になる。暴力的な男性は、自分を侮辱した相手に暴力をふるった後は、血圧が下がり、優越感に浸る傾向があるという。
他者が自分の思うようにいかないと侮辱を感じるという背景には、妻や子どもを管理出来て1人前の男であるというゆがんだジェンダーバイヤスの信念を持っているということだ。そういった価値観を持つ男性は容易にDV加害者となりえる。
そういった考えが、女性をさらに追い詰めていく。生きにくくしている。
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