2012年3月13日火曜日

講座で話しきれなかったこと…暴力の実態

18歳までに性被害(チカンや卑猥な言葉をかけられるも含む)にあった女子は2~3人に一人、
男子は6人に一人(1999年内閣府調査)

男女間における暴力に関する調査では、男性から無理矢理性交された経験を持つと回答した女性は、女性1675人中全体で、7.3%(2008年内閣府調査)100人いたら7人以上ということになる。
回答した時点で、20代は4.5% 30代は12.1% 40代50代はともに、8,6% 60代は4・5%
場所では、都市規模は大都市、中都市、町村にあまり関係なく、6~7%

加害者は全く知らない人が、13% 
配偶者元配偶者からは、26%  親、兄弟、親せき(義理も含む)では、9%
職場、アルバイト、学校関係は25%など、知っている人からは7割  他、無回答である。
アンケートに答えられない場合もあるし、表に出ているので、この数字なので、実態は、もっと増えるだろう。

性被害にあっても人に話すのは、少ないし、警察に届けるのは、2割とも言われている。
加害者はおとなしそう、警察に届けないであろう人を狙う。

子どもへの虐待は、2011年度(警察庁)摘発が384件、被害児童は398人、うち39人が死亡。
虐待を受けた子の9%がなくなっている。特に幼いほど、その確率は高い。
その中で、性的虐待は97人、加害者は父が33%、母が29%(写真を撮ってネットで流すなども含む)内縁の夫、養父、義理の父が33%(被害を話せて、公になるのは、ほんの氷山の一角に過ぎない実態はどれほどなのか) 

子どもや女性に対する性の搾取は、尊厳を最も傷つけ、人格をも破壊し、世界観が変わるほどのダメージである。
加害者は性的に興奮して行為に及ぶというより、支配し優越感を味わうためが多い。

社会にあふれる性の商品化、女性への蔑視、おもちゃ扱いのたぐいのものに毅然として「NO]と突きつけたい。
セクシーにとか、、エロかわいいとかにごまかされ、女性の価値であるかのような表現に、単なるたわいのないことと思っている間に、慣れっこになっていないか、利用されないよう、自分の尊厳を守っていきたい。

対等尊重しあえる関係性から生まれる人としての喜びのセクシャリティと人権を無視する商品化した性暴力とをしっかり区別していきたい。

凛とした女性に!

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