2014年3月4日火曜日

研修報告から~性的いじめ~

性教協の研修から、報告と感想を伝えたい
*学校現場が、子ども同士の性暴力の場になりえる現実・・・いまにはじまったことではなく、顕在化したということ


大人はつい子どもが性的なことをしてもいたずらだから、子どもだからとかする見過ごす。


しかしながら、数年前に起きた飯豊町の殺人事件は、子どものころの性的いじめを根に持った青年が起こした事件。


きちんとしたケアがなされないとトラウマとなり、大人になっても引きずって、時の経過につれ、癒されるどころか、


感情がもつれ積み重なりぐちゃぐちゃになり、
どんどん傷が深くなることを示した事件であったと思う。


見過ごしたためにトラウマを抱えた事例(亀井明子さんの話から)


*女児にお医者さんごっこをした男児・・・この時点で、プライベートゾーンのことや嫌がっているのに、こういうことをするのはダメだと毅然と教えるべきーそれがないと大人になってセクハラ、性暴力をしてしまうこともあり得る


*父親が小学生男児にレイプシーン映像を見せた・・・見て学び、同じようなことを女児にした
   コンビニで、容易に目にする女性の胸を強調した漫画や写真、子どもにどれだけショックと衝撃があるか?女児は大人になるとあんなふうにされるの?なりたくないという嫌悪感を感じるのではないか・・・子どものころから見慣れていればあれが当たり前に育つ


*男の子同士のパンツ下げ・・・からかい、いたずらと見過ごすなかれ、それを真剣にとらえないことにより、露出狂、他人の性器を平気で、見たり見せたりする性暴力につながる


今、必要なのは、性被害、性加害を予防すること。


性を人権の一つととらえ、心と体を侵害しないことを学ばせる。
大人も子どもの心と体を侵害しないことを実践することが必要である。



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