2013年3月16日土曜日

男の性に学習の光を 2

性は人権の一つである。
食欲、と同じに・・・
食べる権利、食べることで、健康な体を維持する。

性の権利、生き物としての繁殖の性にとどまらず、文化を持った尊厳を持った人の性は、大切な権利・・・・人権・・・・・の一つ。

学ばなければ、楽しめない。性の自己決定権も行使できない。
そもそも、人権も学ばなければ、行使できない。守れないのだ。

教育の一つとして、人権を義務教育で、しっかり学んでほしい。

エンパワメント山形の人権教育は、CAPプログラムをもとに、わかりやすく伝えるもの。

自分の心と体を守っていい。守る権利がある。
それは心のレベルで、「安心」「自信」「自由」

これらが奪われそうなときは、{NO}・・・いやだ、したくないという気持ちをという
                  {GO}・・・・逃げれれるならまず逃げる   
                  {TELL}・・・後で、信頼できる人に話す

性のことも同じ。安心できなければ。
自信を持てなければ。
自分で選べる自由がなければ。

体の科学的な知識を持ち、相手の気持ちを尊重しつつ、自分も相手も話し合うことができて、
どうするかを自分で、素直に、表現でき、選ぶことができる。

これこそ、人としてのいつくしみあう関係作りにつながる性ではないだろうか?
触れ合った後は満足感が残るような行為をしたい。満ち足りた思いになれるような、性のふれあい。

恋人、夫婦となり、お互いを知り、話し合い、学びあい、性を人権の一つとして楽しめる、生活を潤いのあるなものにしていくことは、人生をイキイキ自分らしく生きるためにも不可欠である。

残念なことに、男性の性の学習がほとんどされていない現状では、素直に、その素晴らしさを知ることができにくいのではないだろうか?
性の喜びを暴力的なポルノや、女性を侮辱するような面白おかしく描く雑誌、漫画のたぐいからの知識からでは、暴力的に、ゆがめられたりして、嫌気がさしたり、否定的にならざるを得ない。

人との関係をめんどくさいと思うようになり、人との面倒なあつれきやいざこざが無い代わりに、喜びや協力し合っての達成感も失われてしまう。

人といい関係を築くためにもまず、自分の体のこと、いろいろ学ぶことからはじめよう!

男性も女性も自分と相手の心と体を学びあって・・・・。支えあって・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿