2011年11月29日火曜日

DVの加害者ってどんな人?

簡単に言えば、ごく普通にその辺にいる人なんだな。


加害者の93%は男性といわれているけれど、女性もいるんだ。(同性間でもある)
ただし、重篤なけがになるのは圧倒的に加害者が男性の場合が多い。
でも、当たり前だけど、男性だって、女性と対等に尊重して付き合っている人も多くいる。


見た目、職業、経済的に裕福かどうか、社会的地位がどうとか、全く関係ない。


じゃ、何が違うんだろうか?


それは考え方や価値観だ。


差別的な考えを持っていること。


公の場で見せる様子と家庭などのプライベートで見せる様子がすごく違いがあるということ。


つまり、対等にある程度尊重して付き合う相手・・会社や近所や地位のある人などに対しては、とてもいい感じのいい人である場合が多い。


しかし、妻や子ども、恋人に対しては、自分のもの、しつけてやるといった考えがあったりして、態度が違うのだ。


そういえば、客の立場に立つと、お店の人に理不尽に文句を言う人がいたり、横柄な態度を取る人がいるよね。


人間に上と下を作ってしまう。上か下かでしか付き合えないような。


勝ち組、負け組なんて言うのも嫌だなあ。


幸せは自分が決める。人に判断してもらうものじゃないよね。


そういえば、ブータンの国王夫妻が、日本に来られた。ブータンの国民は95パーセントが幸福だと考えているそうな。なんかいいなあって思う。




親密な関係で、力が自分のほうがある、優位だとして、暴力的になる。自分の思うように支配するために暴力を使うのがDV。


親が子どもに、社長が社員に、指導者が指導される人に、正社員が日歩雇用者に、男性が女性に・・・・広く考えればパワハラだ。


多くの人は極端に暴力的にはならないけれど・・・。でも、周りを見れば、この社会には暴力があふれているから
慣れっこになってしまう前に、これくらい大したことないよ。あたりまえだよと思ってしまう前に、


人権とか、自分を大切にすることって?相手を尊重することって?なんていうことを、考えてみる時間を持とう。


それがエンパワメント山形が提供するワークショップなんだ。


そんな時間を持ってみませんか?

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