2011年11月19日土曜日

女性の安心、安全研修

11月16,17日 山形県男女共同参画センター チェリアで、「女性支援者のための安全研修」(インパクト東京主催)が行われました。エンパワメント山形は、後援と講座の手伝いをさせていただきました。
そこで学んだことを、お知らせします。

女性が自分で自分の心と体を守る方法・・・単に技術を学べばできるというものでもありません。


むしろ、それよりもとても大切なもの。それは、正しい知識です。


よく言われる強姦神話(事実ではないのに、信じられていること)・・・・強姦というのは、夜遅く、短いスカートをはいた若い女性が見知らぬ男から突然襲われるものだ。
 夜、女性と二人っきりになったら男性は性欲が強いから、ムラムラし押さえられない。、など、男性にとっても失礼な話ですよね。


それから自分をどう思っているか、意識です。自分を大切なかけがえのないものだという考え、感覚・・・人権意識、自尊感情といったものです。
誰かの形見とか、世界で、一つしかない価値のある高いツボとか、とっても大切なものを人が邪険に扱ったら、「やめて!」とっさに取り上げ、守るのではないでしょうか?他にたくさんあるし、壊れたらまた買うからいいわという程度のものなら「ま、いいか」となるでしょう。
自分自身もそうです。


そして、最後に技術です。もし、怖い目にあったら、こうできるという具体的な方法を体で覚えるということは、 自信にもなるし不安を減らしてくれます。


この3つがあれば、女性が自由に自分らしく、暮らしていける一つの要素になりますね。


当日、講座には、いろんな方が参加され、私自身もそうですが、だれもが抱える大なり小なりの心の傷の回復にもつながりました。


山形で、今野が8年余り、実践してきたCAP(子どもへの暴力防止人権教育プログラム)3年前から実地している尊重対等関係の学び(デートDV防止プログラム)そして、レジリエンス心のケア講座、こういったものとこの講座も参考にして、さらにスキルアップしたワークショップを皆さんに届けたいと願っています。






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