県内の「発達障がい児、不登校児の親の会」星の子クラブで、ワークショップをしてきました。
私が一方的に話すのではなく、みなさんにも発言してもらったり、ロールプレイ(会話の練習)をしてもらったり・・・・
質問に「こうかなあ?こう思うけど。。。こういう可能性もある」
答えるうちにあっという間に「もう時間?」
参加していただいたみなさん、ありがとうございました^○^!
内容をすこし、ここに紹介します。
①子どもの力を引きだす・・・・子どもにとっての最適な環境・・・
安心、自信、自由
安心していられるーここにいていい、周りが受け止めてくれる。愛情を感じている。
自分の気持ちが言える。自分らしくそのままでいられる。
ゆったりできる。
認めてもらえることー子どもがやったこと言ったことに頭から否定しない。受容するということ
たとえば・・・・子どもがわんわん泣く、うるさいー「よしよし」「抱きしめる」「泣きたいくらい何かあったんだね」「どうしたのかな?何かあったんだね」
まずは受けとめる…泣きたいという気持ち、泣きたければ泣かせる…
落ち着いてから「心配しているよ、よかったら話して聞かせて、私にできることがある?」「どうしてほしい?」など、気持ちを聞いたり寄り添ったりすることができる
気持ちは湧いてくるもの・・・いい気持ち、悪い気持ちはない…素直に感じていい・・・どう、その気持ちを表現するかが問題(怒りを行動で表さない)…できれば気持ちを信頼できる人に話す。
でも、もしかしたら、自分に余裕がなくて「うるさい、うっとうしい」と感じることもあるかもしれない…そんなときは、「疲れているんだ、今、自分のことで精いっぱいなんだ」と自分を癒すことを考えよう!
なぜ、そういう気持ちになったのか、考えてみる・・・・自分が大切にしているものがわかる
いうことを聞かないから?(自分の言うとうりに従ってほしかったの?)
あなたのことを思っていったのに?(本当は自分を守りたかった?
ダメな親だといわれたくなかった?自分のことを思ってくれる人なんていないのに・・・・
本当は自分が悲しかった?)
馬鹿にされたから?さびしくなったから?
気持ちがわかってもらえず悲しかったから?
そういう気持ちになった自分を認める・・・頑張りすぎちゃったかな?自分が苦しかったんだな。
馬鹿にされたくないもの。
自分の安心、自信、自由がとられたもの・・・。
自分の気持ちを人に言えないのに、あの人は気持ちをぶつけてくる・・・・。なんか、苦しい・・・
気持ちや意見、思いは皆、それぞれ違うもの→もし、同じなら「ラッキー」ぐらいに思う
「これ買って」-「いいよ」=肯定すること
「これ買って」-「買ってほしいんだね」=受容すること
「これ買って」-「ダメ」=否定すること
できれば気持ちを受け止め受容したい。
そのあとで、「こういうわけで、今は買えない」「そうか、じゃ買おうね」「じゃ、誕生日になった時もほしかったら買おうか?」などなど・・・
会話の例
「~で悲しかった」ー「そうか。悲しかったね」
「~で怖かった」-自分はその程度で怖いと思わないけれど、その人が怖かったという気持ちを受け止めるー「そう。あなたは怖かったんだ」
「私はこう思うけど、あなたはそう思うのね」
「どうしてそう思うのかなあ?」
「そうか。一緒に考えよう」
「私にできることがあるかな?」
「話せる時が来たら話してね」
「どうしてほしいのかな?」
「被害にあったあなたは悪くない。話しにくいことを話してくれてありがとう。よく話してくれたね」
人は信頼してるからいろんなことを話すのかもしれない。
どうせ、聞いてくれないとわかったら話さないかもしれない。
否定されるとわかっていたら話せないかもしれない。
受け止めてくれるとわかったら、困ったときに話してくれるのです。
わかってほしいと思ったら、聞いてくれなくても
何度も話してみたり、いろんな方法で、
説得してみよう、
わかってほしいという気持ちを訴え続けることも大切です。
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