2014年1月5日日曜日

高校生に「大切な人との素敵な関係」デートDV防止プログラムを提供

1月16日県内高校3年生にプログラムを提供してきます。
行うたびに、生徒に合わせ、プログラムもどんどん進化?しています。

今回は、DVD(ある高校生カップルのデートから~)を使わずに、
「彼と彼女」のストーリーという形で、具体的に、提示し、みんなで考えていきます。

カップルの彼女側から見たデートの様子や気持ちの動き

同じ場面を彼の側から見たデートの様子や気持ちの動き

双方から見る視点を持つことで、相手の気持ちの動きや、同じ出来事でも、受ける印象や、受け止め方の違いがはっきりして、分かりやすいと思う。

彼がどんな価値観考えを持っているか?

彼女がどんな価値観考えを持っているか?

そこから社会的な要因
1、従属的な恋愛観、
2、支配と暴力容認
3、ジェンダーバイヤス
の3つが浮かび上がってくる。

この3つの考えが強いとDVになりやすいということである。

理屈では分かっていてもすぐできるか?と言われればまた、難しいのも人である。

しかしながら、まず、こういったことから暴力的な関係は生まれるのだという認識が、あるのとないのとでは、全然違う。

そこで、わかい高校生は、これから自分の価値観も固まっていくときであるので、この時期に学ぶことの意義は大きいだろう(^^)

人生は常に選択である。
何を選ぶか?そこで、デートの様子からこういう時どうする?と問いかけて考えていきたい。

理想とするのは、お互いが支えあえる関係、お互いが成長しあえる関係である。
自分の気持ちや意見が言える、相手の気持ちや意見も尊重できる。
ジャンどうしようか?という話し合いができる関係である。

そのために、新しい価値観を学ぼう!

1、個人を尊重できる恋愛観
2、非暴力と自己決定権
3、性別でなく、自分らしく

そのために、一人一人が、人生を主体的に生きることが必要であり、誰かに依存するのではなく、主体的に生きようという気持ちが重要だ。

その基本はやはり、人権意識・・・安心して、自信をもって選択の自由(自己決定権)を使えるように、自分の存在を大切にしつつ生きることであろう。

これらを考えると人は一生学び続けるものであり、自分も周りも幸せに生きるために、自分が自分として生きること、自己実現を模索しつつ生きるものなのだろう。

しあわせは自分が決める。どんな環境でもそこで精いっぱい自分らしく生きる。
時には「NO]toitte、時には、その場所から「GO]逃れて、そして「TIll]人に話したり相談しながら、自分の生きたかを決めていくのだろう(^^)

高校生に、これからの未来をどう生きるかのヒントになれるよう、今日も準備にいそしもう!

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