2014年1月7日火曜日

日本でも権力者の都合の悪いことは報道されない

昭恵夫人 ストーカー被害のミス世界一に“全面協力”の波紋 日刊ゲンダイ 2013年12月28日(土)10時26分配信

「力を合わせて」/(昭恵夫人のフェイスブックより)
 ストーカー被害を訴えている「ミス・インターナショナル」の一件が、暮れの政界で話題になっている。

 きっかけは、世界3大ミスコンのひとつ「ミス・インターナショナル」で2012年に日本人で初めてグランプリに選ばれた吉松育美(26)の25日付ブログ。安倍首相の妻、アッキーこと昭恵夫人とのツーショット写真が掲載され、こう書かれているのだ。
〈今日は特別なクリスマスでした。安倍昭恵夫人にお会いし、今までの一連のことを話しました〉〈今回のことを受けて、昭恵夫人もおかしいと思う点は多くあるようで、全面協力すると言って頂けました〉

 アッキーも自身のフェイスブックに写真をアップし、〈昨年のミスインターナショナル、吉松育美さんと。マスコミの皆さん、特定秘密保護法の批判をするのなら、彼女のことをきちんと報道して下さい。全ての女性のために吉松さんと力を合わせていきたいと思います〉とコメントしている。

 吉松は大手芸能事務所役員からのストーカー被害を訴え、今月16日に外国特派員協会で会見を開いたが、大手メディアではほとんど報じられなかった。

「背景には金銭トラブルなどもあり、一筋縄でいく事件ではありません。この問題がこじれ、吉松さんは17日に開かれた今年の世界大会に参加できなかった。実は、その世界大会で審査員を務めたのが昭恵夫人です。大会の様子をフェイスブックに載せたところ、各方面から吉松さんに関する情報が寄せられ、興味を持ったようです」(芸能関係者)

 原発反対で首相に公然と反対するなど、何かと騒動を巻き起こす昭恵夫人。直情型のようなので、彼女の暴走は誰にも止められそうにない。
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ミス・インターナショナル 特派員協会で「涙の訴え」のワケ

2013年12月17日 掲載

 前代未聞、現役のミス・インターナショナルが涙の訴えだ。設立から半世紀以上を誇る世界有数のミスコンで、2012年に日本人で初めてグランプリに選ばれた吉松育美(26)。そんな世界的な美女が16日、外国特派員協会で「日本の芸能界の暗部」と題した会見を開いたのである。

 この日は東京・品川で行われる今年の世界大会の前日。本来ならタイトルホルダーとして準備に追われているはずだが、吉松はリハーサルはおろか、本番の出席自粛を余儀なくされる事態に……。一体、彼女の身に何が起こったのか。

 個人弁護士も同席する中、海外メディアを前に自ら、流暢(りゅうちょう)な英語で訴えた内容は大手芸能事務所「ケイダッシュ」の幹部である谷口元一氏から、1年もの間、執拗(しつよう)な嫌がらせや脅迫、業務妨害を受けたという被害の数々だった。谷口氏は今の芸能界で知らない人はいないほどの実力者である。

 コトの発端はその谷口氏が、吉松の海外エージェントであるマット・テイラー氏との間に金銭トラブルを抱えていたこと。テイラー氏が借りたカネを返さないことに腹を立てた谷口氏が、怒りの矛先をカネの貸借に関与していない吉松に向けたという。谷口氏はテレビの収録現場に現れたり、自宅オフィスを不審者に盗撮させたり。また、九州の実家に住む吉松の両親にコンタクトを取るなど行動はエスカレート。テイラー氏が08年に自殺した元TBSアナウンサーの川田亜子さんの最後の恋人だったことを伝え、「(川田は)マットに洗脳されて自殺しました。育美さんも同じことになることを心配しています」と不安をあおるような発言もあったという。
会見ではその時の恐怖を思い出したのか、「丁寧な口調でも私も両親も脅迫のメッセージにしか聞こえませんでした……」と時折、声を詰まらせながらも気丈に語ったのだった。

■海外メディアは憤慨「ダイナミックウーマンの夢を奪うのか!」

 吉松は谷口氏個人を威力業務妨害で、民事と刑事の両方で提訴しているという。美女の涙の訴えを聞いた海外メディアの反応はというと――。
「日本のメディアこそが取り上げるべき事件だ」(伊テレビ局の男性記者)、「日本の芸能界は本当に汚い。ダイナミックウーマンの夢を奪うのか!」(仏ラジオ局の男性記者)と憤慨の声しきりだった。
 真相はこれから明らかになるだろうが、吉松の訴えがすべて本当ならば、完全なる犯罪である。ケイダッシュに問い合わせたが回答はなし。
 吉松の決意の訴えは、日本の芸能界に風穴をあけることになるのか。

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