2014年9月11日木曜日

ストーカーの心理 DV加害者と同じ

ストーカー事件のニュースが飛び込んでくる


警察に相談していたのに・・・警告をしていたのに・・・・  殺人という悲劇は繰り返される。


ストーカーを内輪もめの毛が生えたものぐらいに思っているととんでもないことになる。


もと加害者が、厚生プログラムを受けていて、その人が話すという番組をしていた。




①加害者の特徴  ・・・外から見える部分ではない、その人の考え方にある。価値観の問題


            力のある自分(男)が力の弱い(あるいは言いなりになりやすい)相手(女性)を
            支配したい(していい)という考え


            自分の気持ちや欲求が何より優先されなければならないという考え 


            恋人や夫婦になったら自分のものだという考え(自分が好きだと思うだけで、もう自分のものだと思う場合も) 


          これらは男性優位社会、従来の恋愛観によるもの~女は男に従うもの
          ジェンダーバイヤスが強い人ほど、男だから当然…と従わせようとしたり  


        不幸なことに、人と対等で尊重しあえる関係がわからない


対策・・・・もう加害者になった人に対しては、それがどれほど悪いことかを知らしめるための厳罰が必要


身内であろうと暴力で傷つけたら逮捕。
被害者が(告訴するかなど)判断するのではなく、暴力をふるったということが明らかなら逮捕すべき。


本来なら被害者は既に加害者にコントロールされている場合も多い、その被害者に判断せよというのはおかしいと気付くべきだ。


2人の関係性が夫婦だろうが恋人だろうが、暴力は暴力とわからせるために、まずは傷害事件、逮捕となるぐらいにしなければ・・・・


恋人だから妻だから、子どもだからと・・特別扱いすることがおかしいという価値観の転換が必要と思う。そうでなければ、いつまでの傷害や殺人はなくならないと思う。


危害を与える可能性があればまず身柄を確保し、強制的に、厚生プログラムを受けさせるべき。


早い段階であるほど、自分の考えが間違っていたことに気づくきやすい。


なかなか、考えを変えることは困難。
だからこそ、若いうちに、人とどういう関係を築くかの学びが必要なのだ。


中高生には、デートDV予防プログラムが必要。


元加害者の話を聞けば、どれほど危険であるか、好きだという感情が、自分の所有という考えにつながり、自分から離れることを許さないという、勝手な考えを生む。


力のある自分に逆らうことを許さない・・・実はこれは社会のあらゆるところで起こっている事


権力者が・・・社長が・・・経済界のボスが・・・・組織の長が・・・


民主主義というものや、人権、尊厳というものを、ちゃんと学んでこなかったこと・・


人と対等な関係なんて学んでこなかった、時代とは違う。
これからは、人権、尊厳、人との関係、距離の置き方、暴力にどう対抗するか、対処法、護身術など学ぶ必要があるのだと思う。
          

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