2014年5月13日火曜日

看護学校で、デートDV予防プログラムを提供してきました

「あなたの大切な人は誰ですか?


大切な人と、素敵な関係に…対等で、尊重しあえる、支えあえる・・・・


それが豊かな人生につながるというお話から始まりました。


デートDVっていう言葉は3割ぐらいの人が聞いたことがあるようですが、まだまだ知られていませんね。


でも、ストーカー事件の多くは、このデートDV関係にあった人の間でおきています。


私たちは、自分の人としてのかけがえのない権利・・・「人権」ということを心のレベルで、教えてもらっていない、あまりじっくり考えたこともないのではないかしら?


人として「安心」して「自信」をもって「自由」に生きる権利…CAPプログラムより



このことがかみくだいて理解し、自分の中にストンとおちれば、いいですね。


理不尽な目にあったり、暴力の被害者、加害者となったりしないよう、


またなったとしても早くに気づいて、やり直すことができればいいと思いませんか?


そのために生徒さんと一緒に考えながら、学んできました。


DV加害者の特徴として言えるのは、彼らの多くが、子どもの頃、親などから虐待を受けていたり、両親のDVを見てきた人たちです。


だから人とのかかわり、特に夫婦や恋人、男女間においての価値観が、支配的、暴力的であるのが当たり前…という考えを持ってしまったことで、自らもDV加害者になってしまいやすいということです。


間違った価値観に気づき、新しい価値観を学べば、若い人ほど、やり直すことができるのです。


ただ、優しい人とあなたのことを大切にしてくれる人との違い


ここから、DV的な考えの人どうか、早めに見極めることができます。


自分も、間違った暴力的な考えを持っていないか、チェックして、(誰でも支配的になりたいときもあったり、イライラしているとなりがちだけど、ここで自分で気づけ、修正することができる)自分も相手も幸せになれる考えを学んで努力すれば、パッピーになれるよね(^^)


ただ、優しいということは、加害者の特徴でもあります。


初めはとても優しくパワフルで「、結婚したい!」などどんどん攻めてきて、約束をいっぱいさせて、指輪やネックレスをさせて・・・執着してきて、束縛してきて・・・といったことがあげられます。


ただし、自分の思うとうりに行かなかったり、立場が危うくなると、脅したり、またはさらに優しくなったりして、自分から離れられないようにします。


SEXをして恋人になったり、結婚したり、子どもができたりすると、もう自分のものという感覚で、優しくなくなります。こうなったらどんどん悪くなるだけで、被害者が努力してもよくならないのだと知っておいてほしいのです。


女性はつい、私が悪かったから、逆らったから…と自分を責めてしまいがちですが、はやめに気づき、離れた方が安全な場合が多いのです。


このことを知っておいてほしい・・・


若いうちに人とどんな関係が望ましいのか、自分の人権(かけがえのなさ)意識が、


他の人をも大切に思う気持ちとつながるということを知ってほしい…そんな思いで、プログラムをさせてもらっています。


今回も多くの学生にロールプレイをしてもらったり、考えてもらったりして、楽しく進めることができました。
先生方、生徒の皆さんありがとうございました(^^)v

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