2014年12月10日水曜日

今どきの若者恋愛事情  講座報告

私がこれまでの経験の中から知ったことなので、あくまでも私の見方。
ほんの一部であるが、述べてみたい。


歴史の中で、フェミニズム運動や黒人解放運動の流れとともに、人権に対する意識が少しづつ広まってきた。


1999年の男女共同参画基本法・・・男女とも人権を尊重され・・・


2000年  児童虐待防止法 ・・・子どものしつけと称されても重篤な障害や死に至らしめるような暴力に歯止めをかける必要から
          付きまといで殺人事件などもあり   ストーカー規制法
2001年  DV防止法
   ここにきてやっと家庭内での暴力に焦点が当たった。しかし、多くの議員の抵抗もあり、モット突っ込んだ厳しいものをと求めたいところであったが・・・・まずは「犯罪になりえる。人権侵害」という文言が、いれられたことは大きな意味を持った


このような流れの中、学校教育では男女平等となってきつつも、おしえるがわの大人がジェンダーバイヤスに染められているし、なかなか新しい価値観、人権尊重の感覚をというのは難しいのだろうと思う。


また、少年少女たちが好んでみる漫画やドラマ、ゲームなど、芸能界の出来事など、恋愛とはこういうものという刷り込みが、氾濫している。


まるで、DVをあおっているようにさえ思う。


恋愛関係になったら束縛は当たり前、今は携帯スマホを持っていない人がいないくらいだし、それで24時間監視できてしまう。


男らしくが、見直されてきている反動で、やはり男は雄々しくたくましく、多少乱暴でも、ぐいぐい引っ張ってという憧れも、1部では起きているのではないかと思う。


それが草食男子などという言葉が生まれてきた原因かもしれない。


しかしながら、いろんな選択肢が広がったのも事実で、いろんな生き方ができるようになった半面、どう生きたらいいのか迷うということにもなった。


そこで、いろんな選択肢を示して、若者に、自分は、どうありたいのか?大切な人とどういう関係を築きたいのか?考える時間をたっぷり保障したいと思う。


それがデートDV予防プログラム


県内高校生のアンケートを見ながら、デートDVの高校生カップルのDVDを見ながら、ほんの少し、実態を探ってみた。


そこで、私たち大人として何ができるか?


今回は時間がなくてそこまで行くことができず、残念であった。


時間配分をきちっとして、次回に生かしたい。


大人としてできること・・・・・デートDVについて実態を知る。
      相手と対等で尊重しあえる関係の心地よさ、お互いに成長できる関係の大切さを伝える
      一緒に考えるスタンスを持つ。自分から気づいて離れることを決められるように支える。
      専門家につながる、一緒に相談に行くなど
     いろんな視点でのかかわり~




子ども、若者たちに、たっぷりの愛情を(^^)と抽象的になってしまうが、やはり基本はそこなんだろうと思う。


あとは、私たち自身が、伝えたいこと。人としての道徳、倫理観とでもいうのだろうか?
力の強いものは弱いものに暴力なんて最低。対等な関係でこそ、喧嘩は成り立つというもの。


それと、私たち自身が学ぶ新しい価値観。


子ども、若者に対して真剣に向き合い、対等で、尊重してかかわること。
それが子ども若者自身が、他に対して対等で尊重しあえることを学ぶことになる。


私自身も日々考えながら、若い人から学んでいきたいと思っている。











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