2014年7月22日火曜日

ストーカー加害者

最近、頻発しているストーカー事件。


加害者の多くはデートDV(DV)の加害者であることが多い。


元夫、元交際相手からの被害が多いことからもわかると思う。


中には、付き合っていないのに勝手に恋人にされているなんて言うこともあるが・・・


加害者の特徴は、見た目や、雰囲気、社会的地位や仕事があるかなどの外的要因ではない。


間違った考え、価値観にあると思っている。


デートDV,(DV)の加害者の特徴、これまでの学びや経験から、私なりにまとめると・・・
90パーセント以上が加害者が男性なので、ここでは男性加害者について・・・女性の加害者にも共通するところはあると思うが。


1、加害者は相手をコントロールしようとする。して当然と思う考えがある。


  そのため、初めは優しく、言うことを聞いていれば問題はない。しかし、付き合うということは価値観も好みもいろいろ違う、ふたりが一緒に過ごすということ。どちらかが、自分をなくして従うだけ・・・・(奴隷のよう)人としての付き合いではない。
 従わない相手が悪いと思っている。


2、加害者は特権意識を持っている。


  自分は、夫だから・・恋人だから…男だから…という意識。相手とは違うのだ、
自分には許されることでも(勝手に物を買ったり、予定を立てたり、二人のことを勝手に決めたり)
相手には許されないといった考え。
 たとえば結婚すれば身の回りの世話をしてもらうのは当然。言わなくても自分のニーズや欲求を察してやるべきという考え、自分はそうされるべき人と思っている。


3、加害者は暴力をたいしたことではないという。相手が悪いから仕方なくしたという。


  自分の暴力に命を危険を感じて相手が抵抗すると、それを自分への暴力だと訴える。


4、加害者は相手の女性を見下し、自分の方が優れていると考えている。


  相手はなにもわからないから自分にしたがっていればいいという考え。
  相手に人格があるとか、気持ちや意見をを尊重するなどといった考えがない。対等、尊重ということができない。


5、加害者は暴力、虐待を愛の表現だと思っている。


 あまりにも愛が強いから嫉妬してしまうんです。愛しすぎているから心配で、束すしてしまうんです。行動を監視するんです。などという。




間違った考えを、新しい考えに変えていけるには若いほうがいいと思う。


だから高校生などにDVとは何かを知って、人と対等で、尊重しあえる関係を築いてもらいたい。


そのための予防教育。


エンパワメント山形が提供している「デートDV予防プログラム」だ


 愛に暴力はいらない。


ほんとうの愛は、一緒にいて安心できること。
素の自分を出せること。


相手の気持ちを尊重し、最も相手のためになること、幸せを望む、


一緒に成長し、つらい時は支えある、ただ優しいだけでなく、大切に思うことだ。

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