新聞に載ったものは、ごく1部であろう。
9月23日朝日新聞に載った記事。
「山形市の男性53歳が、交際相手の女性34歳に、
わき腹をけり、はずみで、頭を打ち付けて怪我」という記事があった。
どんな理由があって脇腹をけるというのだろう?
しかも自分より力が弱いであろう女性に。
遊びに来ていたという女性に。
記事からでは、それがデートDVにあたるかはわからないが、交際中の男女が暴力的な関係にあり、けがを負わせるということは珍しくないのだ。
そして多くが、告訴もしないから事件にはならない。
刑事責任も問われない。
「お前が怒らせるから悪い」と言って加害者はその責任も罪の深さ、相手をどれだけ傷つけたかも認識することなく、悪いとも思わず、すごしてしまうことになる。
そして多くの被害者が「自分がもっとこうすれば、言うことを聞いていれば」とますます支配的な関係に陥る可能性が強まるのである。
被害者は悪くない。ただ、同じようなことが起きないために、今後どうしたらいいかを考える必要はあるかもしれない。
人との対等で尊重しあえる理想的な関係を築く努力(この相手とはそれができないと思ったら離れることも含め)は必要であるが、言いなりになることはないのである。
2人が暴力的でないいい関係になりたいという希望があり、かなり努力しないと、そういった関係はエスカレートしやすいし、いつかは事件になってしまう危険が大きいと危惧せざるを得ない。
悲しいことに・・・・
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