2015年3月11日水曜日

生きる力を育む教育が欠けていないか?

いじめ問題、虐待問題、セクハラ、パワハラ、災害によるストレス・・・・・


いろんな問題を防ぐための手立て…少年犯罪には厳罰化?


いじめを早く発見するために、言葉使いや行動を把握・・・・もちろん必要であるが、それが、監視にならないか?


些細な争いや、けんかを幼いうちに経験できなくなっていないか?


大人が過度に干渉しないで、自由に遊んだりできているか?


ちょっとした理不尽な思いや、ちょっとした言い争いをとおした人との関係を学んでいく機会を奪っていないか?


人との関係を、ストレスに負けない心を、自分の気持ちを大切にし、肯定する気持ちを~


さまざまなぼうりょくから、心と体を傷つけることから、どうやって身を守るか?


どうやって、さまざまなストレスに負けない心をはぐくんでいくか?


どうやって生きる力を育んでいくかを?


今の自分を丸ごと肯定して受け止める力を私たちは教えられてこなかったのではないか?


学校では、にがてや欠点を指摘され、なおそうといわれ、人と比べられる。


親や先生から「いうことを聞きなさい」と言われ、指示されることが多い。


人権を言う認識が広まりつつある社会で、人権教育がなされていない。


人権とは?自分に肯定感を持つとは?


人として生まれたあなたはそれだけで素晴らしいのだ。


こうやって生かされていることに感謝。


あなたは大切な権利を持っているから守っていい。
自分の気持ちを伝えていい。


困ったことがあったら周りの大人に話していい。


そして周りの大人はあなたを大切に思い、信頼している。


という基本的なことが、なされている環境を増やすことが先決だと思う。




それがCAP(子どもへの暴力防止)プログラムである。


地道に、幼いころからの人権教育、


人との関係が、ネットの発達で、直接かかわることから学べなくなっている今だからこそ、


なお、人権を学べる時間を確保したいと思う。


エンパワメント山形は、これを踏まえ、


高校生に大切な人との関係を学ぶ「デートDV予防プログラム」を実地して


若者たちに、人との関係や自分を大切に思う気持ちは他を大切に思う気持ち(人権意識)とつながっていることを、伝えている。

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